霧箱でα線を捉え、空気中のラドン濃度を測る
霧箱でラドン由来のα線を捉え、採取した空気のラドン濃度を短時間で測る技術。空気サンプルの採取は約3分で、測定結果はサンプルが測定室に届いた当日中に報告するとしている。
千葉放射線科学株式会社 千葉大学発 / 千葉県 千葉市稲毛区 / 2022年設立
研究発の技術 ラドン測定 霧箱 α線検出 放射線計測 空気サンプリング
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで測定サービスの申込方法と通常料金を案内しており、利用者向けに提供している。
2製品
0提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
ラドン由来のα線は、宇宙線や環境γ線などの放射線より検出頻度が低く、一般的な測定器では区別が難しいと同社は説明する。また、従来の一部測定法は結果まで数日から数か月かかるとしている。
どう動くか
ラドン濃度は、ラドンが放出するα線を測って推定する。同社はエタノール蒸気を過飽和にした霧箱を使い、放射線が空気を電離してできる白い飛跡を観察・計数する。α線の飛跡は他の放射線より太く短いとして識別に用いる。測定場所の空気をポンプで採取し、測定室で分析する。測定器の優位性や所要時間は会社の説明に基づく。
できるようになること
会社の説明では、家庭や職場など任意の場所の空気を採取して短期間でラドン濃度を把握でき、結果に応じた相談につなげられる。
技術の出自:千葉大学理学部物理学科を背景とする。同社は素粒子実験における粒子識別装置の研究経験を応用したと説明している。特定の共同研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 家庭・職場などの空気中ラドン濃度測定
- 測定結果に基づくラドン対策の相談
優位性の主張
製品・サービス
特許
主な分野空調方法・空調システム、室内ラドン濃度の低減を意図した空気供給
特開2024-117518「空調方法及び空調システム」 千葉放射線科学株式会社 / 日本公開特許出願。登録状況・審査状況は今回確認した資料から特定できず。 出典
会社の規模
大学との関係
大学の施設
千葉大学 会社概要に千葉大学西千葉キャンパスのIMO KCRC 302号室を所在地として記載。千葉大学はKCRCを、企業の研究拠点設置や大学との共同研究、ベンチャーの起業・事業化を支援する施設と説明している。 出典