DNA配列上で実験操作を試し、ゲノム解析を進める

IMCは、DNA配列上でクローニング実験やゲノム解析をシミュレーション・可視化する研究用ソフトウェア。GenomeTravelerのNGS解析機能はIMC Premium-Omics Editionに統合されています。

インシリコバイオロジー株式会社 奈良先端科学技術大学院大学発 / 神奈川県 横浜市 / 2004年設立
技術を使った製品・サービス バイオインフォマティクス ゲノム解析 DNAクローニングシミュレーション 比較ゲノム解析 NGS解析 遺伝子発現解析
実用化の段階
研究実証販売
会社はIMCの販売開始を2005年4月とし、2026年時点でもVersion 9のリリースとライセンス販売価格を公式サイトに掲載しています。
3製品
4提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

DNA配列を使ったクローニング実験やゲノム解析では、配列情報と実験操作、解析結果を扱う必要があります。同社は、これらの操作・解析・表示をソフトウェア上で行えるようにすることを目的として説明しています。

どう動くか

配列データを読み込み、制限酵素切断、PCRプライマー設計、ライゲーション、電気泳動などの操作を画面上で実行します。切断片の末端形状を保持し、相補的な末端を持つ断片同士を結合対象にします。ゲノム注釈、相同性検索、比較ゲノム解析や、NGSデータの解析にも対応します。会社は、実験操作と配列解析を同じ環境で扱え、ゲノムマップを柔軟に作成できる点を特徴として説明しています。

できるようになること

同社は、クローニングやゲノム解析をコンピュータ上で操作・可視化することで、分子生物学の研究や教育を支援すると説明しています。実験前の配列操作の検討や、ゲノム情報の比較・表示に利用できます。

技術の出自:奈良先端科学技術大学院大学の協力を得て開発。会社サイトでは東京工業大学の協力も記載。大学の特定の学部・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 分子生物学実験の設計・学習
  • DNAクローニングのシミュレーション
  • 遺伝子・ゲノム配列解析と注釈
  • 比較ゲノム解析とゲノムマップ作成
  • 遺伝子発現・アレイデータ解析
  • NGSデータのアセンブリ・マッピング・解析
  • ゲノム設計・代謝解析

優位性の主張

会社の主張
制限酵素切断からライゲーション、ゲル電気泳動までのクローニング操作を連続してシミュレーションし、断片の末端形状と相補性を考慮して結合を扱える。 出典
会社の主張
ゲノム上の遺伝子配置や発現プロファイルをレーン形式で表示し、マップの表示要素や配置をカスタマイズできる。 出典
会社の主張
IMC Version 9の新しいライゲーション機能では、会社の比較表上、約30本までの制限酵素断片を扱える(Version 9.1以降のベータ版として記載)。 出典

製品・サービス

販売中
IMC: in silico MolecularCloning

DNAクローニングのシミュレーション、配列注釈、相同性検索、ゲノム解析・比較、マップ表示などを行う研究用ソフトウェア。 出典

大学・研究機関、生命科学系企業、分子生物学の研究者・学生
販売中
IMC Premium-Omics Edition

IMCの解析機能に、旧GenomeTravelerのNGSシーケンス・マッピングなどの機能を統合したエディション。 出典

NGSデータやゲノム・オミクス解析を行う大学・研究機関、生命科学系企業
提供終了
GT: GenomeTraveler

次世代シーケンサーや第三世代シーケンサーの配列解析ソフト。機能はIMC Premium-Omics Editionに統合。 出典

NGSデータを解析する大学・研究機関、生命科学系企業

これまでの歩み 新しい順

2007-09
助成
経済産業省・産業技術総合研究所「産業技術研究開発事業(中小企業支援型)「中小・ベンチャー企業の検査・計測機器等の調達に向けた実証研究事業」採択課題「ビジュアルゲノム解析ツール」」 出典
2007-09
実証
国立研究開発法人産業技術総合研究所:公的実証研究事業で「ビジュアルゲノム解析ツール」が採択課題となった。 出典

提携先・顧客

共同開発
奈良先端科学技術大学院大学 IMCの開発に協力した大学として会社が記載。 出典
共同開発
東京工業大学 IMCの開発協力先として会社が記載。 出典
実証
国立研究開発法人産業技術総合研究所 公的実証研究事業で「ビジュアルゲノム解析ツール」が採択課題となった。 出典
販売提携
タカラバイオ株式会社 同社の製品カタログにIMCを掲載・取り扱い。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsと社名・英語名の公開ウェブ検索で確認できた出願人関連の公開特許は1件。完全な網羅を保証する件数ではありません。
主な分野仮想立体画像表示・画像上の寸法算出
共同出願人インシリコバイオロジー株式会社、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
特開2010-187285/特許第5263960号「仮想立体画像表示装置及び仮想立体画像表示方法」 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 / 登録後、料金不納により消滅(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員5名(2019-04-29時点) 出典
資本金3万円(2018年度時点)
大学との関係学生ベンチャー

大学との関係

共同研究
奈良先端科学技術大学院大学 IMC(インシリコモレキュラークローニング)を同大学との連携で開発したとする紹介記事がある。 出典
大学との関係
奈良先端科学技術大学院大学 同大学の「主な大学発ベンチャー企業等」一覧に掲載。設立年は平成16年、分野はライフサイエンスと記載。大学認定称号の付与を示す記載ではない。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:5020001043611
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