数ナノメートルの金粒子で、低温でも化学反応を促す触媒
金の微粒子を金属酸化物などの担体に分散・固定した触媒。金ナノ触媒のほか、試験研究用の低温脱硝触媒粉末も取り扱う。
ハルタゴールド株式会社 東京都立大学発 / 東京都 八王子市 / 2013年設立
研究発の技術 金ナノ粒子触媒 不均一系触媒 ナノ材料 担持触媒 低温脱硝 排ガス処理
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで金ナノ粒子触媒の価格と購入方法を掲載し、2025年10月には低温脱硝触媒粉末の販売開始が共同開発元から発表されている。
3製品
4提携・顧客
4特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
金ナノ触媒では担体や粒子径の違いに応じた研究用触媒を供給し、触媒研究や産業応用を支える。低温脱硝触媒では、排ガス再加熱に必要なエネルギーを減らすことを目指す。
どう動くか
金は塊の状態では反応しにくい一方、数nm程度の粒子として担体に固定すると、粒子と担体の界面などが反応を促し、低温でも触媒作用を示す。触媒の性質は金粒子の大きさや担体の種類で変わる。同社は担体の異なる標準品と特注品を供給する。低温脱硝触媒は別系統の製品で、アンモニアを使って排ガス中のNOxを窒素と水に変える反応を促進する。
できるようになること
低温脱硝触媒を産業プラントへ導入できれば、排ガスを脱硝に適した温度まで再加熱するエネルギーを減らせると中国電力は説明する。金ナノ触媒は空気・水の浄化や化学品合成などへの応用が示されているが、個別用途での同社製品の実装状況は公表資料からは確認できない。
技術の出自:東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 分子応用化学域(旧・首都大学東京)。金ナノ触媒関連の研究はJST CREST「ナノ界面技術の基盤構築」の成果を基盤とする。低温脱硝触媒は中国電力と東京都立大学の共同研究開発。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 空気・水の浄化
- 悪臭成分・揮発性有機化合物の分解
- 環境触媒・排ガス処理
- 水素エネルギー関連反応
- 化学品合成・選択酸化
- 産業プラントの低温脱硝
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
東京都公立大学法人 東京都立大学 金ナノ触媒研究を背景とする大学発ベンチャー。中国電力と低温脱硝触媒も共同開発。 出典
共同開発
国立大学法人 北海道大学 共同開発者の移籍に伴い、低温脱硝触媒の研究開発を継続。 出典
特許
gBizINFOの特許庁情報とGoogle Patentsでハルタゴールド株式会社/Haruta Gold Inc.を出願人として検索。会社名義は0件。別途、同社製品技術に関連する大学・共同開発者名義の特許を確認。
主な分野金複合材料・金ナノ触媒、低温脱硝触媒、脱硝触媒成型体・製造方法
海外出願True
会社の規模
大学との関係
大学の認定
東京都立大学(旧・首都大学東京) 大学発ベンチャーとして掲載。大学等発ベンチャー支援は2025年6月30日に終了したと大学が公表。 出典