機械のそばでカメラ画像をAI処理し、切りくずを判別
組込みハードウェア・ソフトウェア、通信、画像処理、工作機械制御の開発技術。近年はカメラ画像を端末内でAI処理する産業用エッジAI基板も提供する。
DMG MORI Digital株式会社 北海道 札幌市 / 1980年設立
技術を使った製品・サービス 組込みシステム エッジAI 工作機械制御 画像処理 通信ミドルウェア ODM
買収・子会社化 公式会社概要でDMG森精機株式会社が株式を100%保有し、2026年にも製品・展示会情報を発信していることを確認。
実用化の段階
研究実証販売
Centeミドルウェアは販売開始から20周年と公表され、エッジAIボードは2025年にDMG森精機製工作機械への搭載が発表されている。
4製品
5提携・顧客
0特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
工作機械や産業機器の現場では、切りくずによる機械停止・加工不良、限られた設置空間、遅延や通信量、厳しい稼働環境への対応が課題となる。組込み技術とエッジAIでこれらの現場課題を支援する。
どう動くか
エッジAIボードはCPUとAI専用アクセラレータを搭載し、接続したカメラの画像を機械の近くで処理する。公式発表では、工作機械の切りくずをカメラ画像からAIで判別する機能への搭載を開始するとしている。工作機械向け制御ソフトや組込み機器向けミドルウェアも開発する。会社は、小型・ファンレス設計や振動、熱、オイルミスト、電磁ノイズがある環境での動作を特徴として説明している。
できるようになること
同社は、現場での画像判定やデータ前処理を機器内で行うことで、工作機械の停止や加工不良を防ぎ、省人化・効率化を支援すると説明する。組込み開発基盤やODMは、製造、建設、医療、農業などの機器の自動化・遠隔監視にも応用できるとしている。
技術の出自:1980年に北海道大学発ベンチャー「株式会社ビー・ユー・ジー」として設立。特定の学部・研究室・研究プロジェクトに由来する現行技術との公表は確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 工作機械の制御・計測
- 切りくずの画像判定と自動除去
- 産業用エッジAI・画像検査
- 組込み通信機器・ネットワーク機器
- 製造・FA設備の監視、自動化
- 建設重機・インフラの稼働監視、遠隔メンテナンス
- 映像・画像データ処理
優位性の主張
製品・サービス
販売中
Digital E3 Coreシリーズ「エッジAIボード」
カメラ接続とAI処理に対応する小型・省電力の組込みCPU基板。DMG森精機の工作機械への搭載が公表されている。 出典
工作機械メーカー、産業機器・FA機器メーカー
これまでの歩み 新しい順
2024-11
規制・認証
IEC 62443-4-1(産業用オートメーション及び制御システムのセキュアな製品開発ライフサイクル要求事項)(DMG森精機が2024年11月に取得。同社発表では認証対象にDMG MORI Digitalのソフトウェア開発部門が含まれる。) 出典
提携先・顧客
特許
公開情報では確認できていない。
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
DMG森精機株式会社
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。