短いRNAで多数派の配列の増幅を抑え、希少な遺伝子配列を検出する

遺伝子座特異的ChIPで創薬標的分子を探索し、ORNi-PCRで希少な遺伝子配列を検出する、ゲノム解析技術群。

合同会社Wisteriagen 弘前大学・大阪大学発 / 青森県 弘前市 / 2023年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー エピジェネティクス クロマチン免疫沈降 ゲノム解析 PCR 遺伝子変異検出
実用化の段階
研究実証販売
遺伝子座特異的ChIPサービスはバイオベンチャー情報で上市・販売段階とされ、ORNi-PCRは富士フイルム和光純薬の受託サービスとして価格・注文方法が公開されています。
2製品
1提携・顧客
3特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

特定のゲノム領域を制御する分子の同定と、通常のPCRでは見つけにくい希少な変異配列の検出を目指します。

どう動くか

遺伝子座特異的ChIPは、細胞内で注目するゲノム領域と結合した分子を領域特異的に取り出し、質量分析や次世代シーケンスで調べます。ORNi-PCRは標的配列に相補的な短鎖RNA(ORN)をPCR反応に加え、結合した配列の増幅を抑制します。野生型など多数を占める配列を抑えることで、変異型など希少な配列を検出しやすくします。

できるようになること

会社は、遺伝子発現制御に関わる新たな創薬標的の探索を通じた新薬創出への貢献を掲げています。ORNi-PCRはゲノム編集細胞の確認、変異検出、細菌叢解析やNGS前処理などへの応用が示されています。

技術の出自:弘前大学大学院医学研究科・医学部医学科のゲノム生化学分野を基盤とする研究成果。ORNi-PCRに関する一部特許は大阪大学が権利者として記載されています。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 創薬標的分子探索
  • 遺伝子発現調節薬開発
  • 希少な遺伝子変異の検出
  • ゲノム編集細胞のスクリーニング
  • リキッドバイオプシー研究
  • 次世代シーケンス解析の高感度化・高精度化
  • 細菌叢解析
  • 育種・合成生物学

優位性の主張

会社の主張
遺伝子座特異的ChIPは、従来できなかった特定ゲノム領域に結合する分子の同定を可能にし、新しい創薬ターゲット探索に使えると説明しています。 出典
会社の主張
ORNi-PCRは、短いORNで特定配列のPCR増幅を抑えるブロッキングPCRであり、簡便さ、測定系への応用のしやすさ、ORN設計の自由度を特徴として挙げています。 出典
大学の発表
弘前大学の研究成果紹介では、ORNi-PCRによりリンゴ黒星病菌CYP51A1遺伝子の一塩基変異を約2時間で特定する方法を確立したと報告しています。 出典

製品・サービス

販売中
遺伝子座特異的ChIP法による創薬ターゲット探索

注目する遺伝子座に結合する分子を同定し、遺伝子発現調節薬の創薬標的候補を探索するサービス。 出典

製薬企業などのヘルスケア関連企業
販売中
ORNi-PCR法による希少な遺伝子配列の検出

標的配列に合わせたORN設計・合成と検出プロトコール案の提供。遺伝子変異検出やゲノム編集細胞の確認などに利用。 出典

製薬・診断薬企業、検査センター、研究機関、育種・合成生物学関連企業

これまでの歩み 新しい順

2025-03
助成
弘前市「スタートアップ創出支援事業費補助金」 出典
2024-03
助成
弘前市「令和5年度 健康医療関連産業創出育成事業費補助金」 出典
2022-09
海外特許
シンガポール:ORNi-PCR関連特許について、同社を特許権者とする登録が記載されている。 出典
2021-10
海外特許
米国:ORNi-PCR関連特許について、同社を特許権者とする登録が記載されている。 出典
2021-10
海外特許
イスラエル:ORNi-PCR関連特許について、同社を特許権者とする登録が記載されている。 出典
2021-07
海外特許
韓国:ORNi-PCR関連特許について、同社を特許権者とする登録が記載されている。 出典
2021-07
海外特許
カナダ:ORNi-PCR関連特許について、同社を特許権者とする登録が記載されている。 出典

提携先・顧客

販売提携
富士フイルム和光純薬株式会社 ORNi-PCRの受託サービスを同社サイトで掲載し、見積り・注文窓口を提供。 出典

特許

3 件 出典
ORNi-PCRの公開資料・大学研究室ニュース・論文で番号まで確認できた国内特許3件を計上。大学資料が別途報告する遺伝子座特異的ChIPの登録特許4件は番号未特定のため件数に含めない。
主な分野ORNi-PCRによる核酸増幅の特異的抑制、標的核酸領域の塩基配列差異検出、遺伝子座特異的クロマチン免疫沈降
海外出願True
特許第6,928,323号・第6,964,900号「核酸増幅の特異的抑制法」 国立大学法人大阪大学 / 登録 出典
特許第6,653,932号「標的核酸領域における相違を検出する方法」 登録 出典
WO 2019/203350「標的核酸領域における相違を検出する方法」関連出願 国際公開。各国移行状況は公表論文記載の範囲で確認 出典

会社の規模

従業員2名(2024-11-14時点) 出典
資本金600万円(2024-11時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトwisteriagen.com

大学との関係

大学の認定
弘前大学 弘前大学の大学発ベンチャー認定企業一覧に掲載されている。 出典

同じ研究室から生まれた会社

弘前大学 大学院医学研究科PlatinaPlasmids
調査日:2026-10-03
このページの出典:12件
法人番号:4420003002674
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