細胞画像と培養記録を結び付け、細胞の品質を数値で評価する
非染色の細胞顕微鏡画像と培養関連データを解析・整理し、細胞の状態や品質を定量的に評価して培養判断を支援するAI・画像解析技術。
株式会社Quastella 名古屋大学発 / 愛知県 名古屋市 / 2019年設立
研究発の技術 細胞画像解析 画像認識AI 細胞品質管理 細胞培養データ管理 再生医療 バイオインフォマティクス
実用化の段階
研究実証販売
会社資料は2024年8月ローンチ、月額50万円から、導入4社・トライアル11社(資料掲載時点)と記載し、顧客事例も公開している。
3製品
3提携・顧客
2特許
6出資者
しくみ
解こうとしている課題
細胞培養の品質評価が経験者の目視判断に偏り、評価のばらつきや再現性の低さ、培養データの分散が生じる課題を解こうとしている。
どう動くか
顕微鏡画像から細胞の形態や状態を解析し、培養条件・作業記録・品質データと結び付けて比較できるようにする。画像や条件などのメタデータを共通形式で管理し、適切な画像を選んで分析結果や助言を提示する仕組みが特許に記載されている。会社は細胞画像、培養記録、評価結果を一元管理し、条件・ロット・時系列で比較できるサービスとして提供している。
できるようになること
画像や培養記録を共通の基準で蓄積・比較し、判断根拠をチームで共有することで、培養品質の管理と工程改善を支援する。会社は、細胞を使う医療・食・産業で安定した品質管理を広げることを目指している。
技術の出自:名古屋大学大学院創薬科学研究科・細胞分子情報学分野の研究開発成果を社会実装したと会社が説明。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 再生医療・細胞治療向け細胞の品質評価
- 細胞培養加工施設の培養工程管理
- 医薬品の研究・開発・製造における細胞状態の比較
- 細胞培養の工程改善と評価基準の共有
- 動物再生医療向け細胞の定量評価
- 細胞を活用する食品・化粧品・産業用途
優位性の主張
会社の主張
会社は、名古屋大学での約20年の研究と約100施設との共同研究実績を基盤とし、10億画像以上の解析実績、再生医療で使われる細胞種の90%以上に対応できる解析技術を強みとして紹介している。数値は会社説明による。 出典
会社の主張
細胞画像のユーザー情報・撮影条件・画像解析情報などを共通形式で管理し、分析方法に応じた画像選択や分析結果の提示を行う細胞画像分析システムが特許登録されている。 出典
第三者の評価
経済産業省の連携事例資料は、Quastellaの細胞画像による品質管理、細胞形態情報解析、標準化技術を、培養プロセスの可視化やAIによる識別・作業判断のプログラム開発につながる技術として紹介している。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
顧客
オリヅルセラピューティクス株式会社 iPS細胞の画像解析を活用し、細胞評価の定量化とプロセス開発を支援。 出典
共同開発
コージンバイオ株式会社 細胞画像解析技術などを活用し、培養プロセス可視化やAIによる識別・作業判断の開発を目指す連携。 出典
顧客
株式会社Vetanic 細胞増殖性の定量評価や形態情報に基づく異常検出モデル構築などの解析を依頼。 出典
特許
主な分野細胞画像のメタデータ管理・画像分析、細胞画像の測定結果と登録データの比較表示
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた6社)
独立系VC 4銀行・金融機関系 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。