樹脂複合材料を精密成形し、15〜60μmのノズルで液滴を吐出

樹脂複合材料の配合・精密成形技術を中核に、機能性材料や精密部品を製造する。応用製品の一つに、樹脂製の単ノズル式インクジェットシステム「パルスインジェクター」がある。

クラスターテクノロジー株式会社 大阪府 東大阪市 / 1996年設立
研究発の技術 樹脂複合材料 精密成形 機能性材料 インクジェット ピエゾ駆動 微量液滴吐出
上場 2026年3月期有価証券報告書に東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場への上場が記載されている。
実用化の段階
研究実証販売
パルスインジェクターは本格的な製品販売開始が会社沿革に記載され、現在も製品ページと販売代理店の価格掲載が確認できる。
3製品
9提携・顧客
3特許
4出資者

しくみ

解こうとしている課題

高い寸法精度や耐薬品性などを要する部品の樹脂化と、研究開発で微量・多様な液体を制御して吐出することを支援する。

どう動くか

材料の配合から金型、成形、組立、品質解析までを一貫して行い、寸法精度や耐摩耗性、耐薬品性などを持つ樹脂部品を作る。パルスインジェクターはピエゾ素子で液滴を吐出するドロップオンデマンド方式で、独自の機能性複合材料をヘッドに使用する。会社公表仕様ではノズル径15〜60μm、最大吐出周波数20kHz、適応粘度の目安0.3〜100mPa・s。吐出した液滴を観察しながら研究開発用途で使える。

できるようになること

会社は、材料開発から成形までの一貫生産で顧客の設計・製造を支援し、樹脂化による精密部品の実現を目指す。パルスインジェクターは研究開発での微量液滴吐出やパターニングに使われ、化学、エレクトロニクス、バイオなどの用途が示されている。

技術の出自:樹脂複合材料技術を基盤に自社開発。公的な産学連携事例では、1982年に大阪大学とのエポクラスター研究を開始し、パルスインジェクターは2000年から自社主体で開発、大阪大学は撥水膜形成の課題解決を支援したとされる。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 樹脂複合材料・機能性成形材料
  • 精密樹脂成形部品
  • 研究開発向け微量液滴吐出
  • プリンタブルエレクトロニクス・パターニング
  • 化学・バイオ分野の研究開発

優位性の主張

会社の主張
独自の機能性複合材料を使った樹脂製の単ノズル式インクジェットシステムを開発したとしている。 出典
会社の主張
一般的なインクジェットインクのおよそ10倍にあたる粘度100mPa・sの液体を吐出した実績を掲げる。 出典
会社の主張
材料、金型、成形、組立、品質解析までの一貫生産体制を強みとして説明している。 出典

製品・サービス

販売中
パルスインジェクター®システム

単ノズルの研究開発向けインクジェットシステム。ヘッド、専用ドライバー、ステージシステムを展開。 出典

大学・企業の研究開発部門。化学、エレクトロニクス、バイオなど。
販売中
機能性材料(エポハード®、エポクラスター®、Coolie、PasCom®等)

電気絶縁、高精度、耐摩耗、耐薬品、封止などの機能を持つ樹脂複合材料。 出典

エレクトロニクス、産業機器などの材料・部品メーカー。
販売中
精密成形品・樹脂製品の受託製造

樹脂複合材料、金型、成形、組立、検査を一貫して提供する精密成形品事業。 出典

エレクトロニクス、産業機器などのメーカー。

これまでの歩み 新しい順

2009-07
受賞
内閣総理大臣表彰(ものづくり日本大賞)「第3回ものづくり日本大賞 優秀賞」 出典
2002-07
共同開発
大阪産業大学:微細構造を持つ金型と成形体製造方法の特許で共同出願人。 出典
2002-01
助成
経済産業省「経済産業省 地域新規産業創造技術開発費補助金事業等」 出典
2001-07
助成
経済産業省補助金事業(6件、2001年7月〜2005年3月)。経済産業省 出典
2001-07
助成
経済産業省「経済産業省補助金事業採択(6件)」 出典

提携先・顧客

共同開発
大阪大学 エポクラスター研究で産学連携。別の開発事例では撥水膜形成を支援。 出典
共同開発
大阪産業大学 微細構造を持つ金型と成形体製造方法の特許で共同出願人。 出典
顧客
ソニー株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典
顧客
キヤノン株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典
顧客
セイコーエプソン株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典
顧客
株式会社リコー 会社が主要納入先として公表。 出典
残りの3件を表示
顧客
ブラザー工業株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典
顧客
富士電機機器制御株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典
顧客
三菱電機株式会社 会社が主要納入先として公表。 出典

特許

3 件 出典(Gビズインフォ)
Google Patents・WIPO・J-GLOBALで個別に確認できた公報等は3件。gBizINFOの法人番号紐付け集計では2014〜2023年の特許出願4件とされるため、全期間の件数ではない。
主な分野樹脂成形材料・成形方法、微細構造金型・成形体製造、成形体の接着方法
共同出願人大阪産業大学
海外出願True
JP4307794B2「微細構造を有する金型及び該金型を用いた成形体の製造方法」 クラスターテクノロジー株式会社 / 登録後、存続期間満了(Google Patents表示) 出典
JP3909353「接着方法」 クラスターテクノロジー株式会社 / 特許公報掲載。現在の権利状態は未確認。 出典
WO 02/02697「Molding resin composition and method of molding」 Cluster Technology Co., Ltd. / 国際公開。各国での現在の権利状態は未確認。

会社の規模

従業員76名(2026-03-31時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金12.41億円(2026-03時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトcluster-tech.co.jp

大学との関係

共同研究
大阪産業大学 大学の共同研究報告に、クラスターテクノロジーが大阪産業大学などと参加した、ナノテク・微細加工や高度機能部材の実用化を目指す産学連携研究が記載されています。 出典

出資者(公開情報で確認できた4社)

事業会社(CVCを含む) 1銀行・金融機関系 2公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:4122001002199
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