療法士の手指の動きを記憶し、患者の指で再現するロボットを開発する

作業療法士が行う手指リハビリの動作を記憶し、患者の手指に装着して繰り返し再現するロボット技術。

株式会社アールテクス 近畿大学発 / 大阪府 堺市南区槇塚台 / 2009年設立
研究発の技術 ロボティクス リハビリテーション支援 手指リハビリ 装着型ロボット ロボット制御 福祉・医療機器
実用化の段階
研究実証販売
会社公式サイトは手指リハビリロボットと制御教育ロボットを「開発中」と記載し、現行の販売開始や販売実績は確認できなかった。過去に実証・臨床研究や展示デモの記録はある。
3製品
10提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

脳卒中による手指麻痺や手指の手術後の患者が、反復運動の痛みや疲労で継続的なリハビリを行いにくいこと。療法士の施術負担も課題として挙げている。

どう動くか

療法士が装着して見本の動作を行うと、その動きを記憶して患者の手指で再現する。会社は、難しい入力操作が不要で、多関節の動きに対応し、軽量・小型化を得意とすると説明している。出願公開された手指リハビリ装置の特許では、手のひらや各指、前腕を固定する部品を関節で接続し、MP関節とPIP関節を別々に動かす構成が示されている。

できるようになること

会社は、記憶した動作を患者が自宅などで繰り返せるようにし、継続的な訓練や療法士の負担軽減につなげることを目指している。効果や普及実績を示す最新の臨床データは確認できなかった。

技術の出自:近畿大学 生物理工学部。近畿大学の公式ベンチャー一覧では同社を共同研究ベンチャーとして掲載。会社の旧製品ページは近畿大学との共同開発を記載している。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 脳卒中後の手指リハビリテーション
  • 手指の手術後のリハビリテーション
  • 在宅での反復訓練
  • ロボット制御の研究・教育
  • ロボット部品の設計制作
  • 高齢者の見守り・健康支援に関する椅子型ロボット開発

優位性の主張

会社の主張
会社は、療法士が見本動作を行うだけで設定でき、複数の関節のさまざまな動きに対応し、低価格であることを特徴としている。 出典
第三者の評価
堺市産業振興センターの過去の紹介記事は、同社装置を約500gまで軽量化したと記載。記事掲載時の販売予定価格は10万円台で、比較対象のフランス製装置は約80万円と紹介されている。

製品・サービス

研究段階
手指リハビリロボット

療法士の手指リハビリ動作を記憶し、患者の手指に装着して再現するロボット。 出典

リハビリ施設・医療機関、脳卒中による手指麻痺や手指の術後リハビリが必要な患者
研究段階
制御教育ロボット(MMSE UNITS)

曲げ・ひねり関節ユニットを組み合わせ、研究・教育テーマに応じて構成するロボットキット。 出典

大学・教育機関・ロボット研究者
販売中
ロボット部品・機械部品の委託開発、技術開発コンサルティング

ロボット・機械部品の設計制作と技術開発支援を受託する事業。

大学・研究機関、製造業、ロボット開発事業者

これまでの歩み 新しい順

2020-11
受賞
大阪電気通信大学・アールテクスの共同チーム「CYBATHLON2020 Global Edition パワード車いす競技 6位」 出典
2020-11
共同開発
大阪電気通信大学:RPwheel Projectで協力し、CYBATHLON2020に共同チームで出場。 出典

提携先・顧客

共同開発
近畿大学 手指リハビリロボットを共同開発。公式一覧は生物理工学部との共同研究ベンチャーとして掲載。 出典
提携
大阪大学 未来医療研究人材養成拠点形成事業で手指リハビリロボットを教材として使用。 出典
共同開発
オーフス市 手指リハビリロボットの臨床研究などで協力したと会社が公表。 出典
共同開発
大阪電気通信大学 RPwheel Projectで協力し、CYBATHLON2020に共同チームで出場。 出典
共同開発
サンヨーホームズ株式会社 住宅とロボットが一体となる環境・健康サポート技術を共同開発。 出典
共同開発
サンヨーホームズコミュニティ株式会社 椅子型ロボットを用いた住宅・介護の健康支援技術開発に参画。 出典
残りの4件を表示
提携
大阪工業大学 ロボット部品の設計制作等で協力したと会社が公表。 出典
提携
九州大学 ロボット部品の設計制作等で協力したと会社が公表。 出典
提携
株式会社栗本鐵工所 技術開発コンサルティングの実績を会社が公表。 出典
提携
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 ロボット部品の設計制作等で協力したと会社が公表。 出典

特許

2 件 出典
会社名を出願人としてGoogle Patentsを検索し1件を確認。国交省成果報告書に記載の椅子型ロボット出願1件を加えた、公開情報で確認できた記録数。網羅性は保証しない。
主な分野手指リハビリ装置、椅子型ロボット・高齢者の見守り
JP2013017718A/特願2011-154451「手指リハビリ装置」 R-TECHS KK / Google Patents表示は出願中(Pending)。法的状態は同サイトの推定表示。 出典
特願2016-251232「椅子型ロボット」 国土交通省の成果報告書に出願として記載。現在の審査・登録状態および出願人は確認できず。 出典

会社の規模

資本金800万円
公式サイトr-techs.jp

大学との関係

共同研究
近畿大学 近畿大学の近大発ベンチャー一覧に「共同研究ベンチャー」として掲載。旧公式サイトには医学部との手指リハビリロボット臨床研究、生物理工学部との共同研究の記載。 出典
大学との関係
大阪大学 旧公式サイトの提携先一覧に、未来医療研究人材養成拠点形成事業で手指リハビリロボットを教材として使用した旨の記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:4120101028494
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