遺伝子の働きを高め、体内で治療用タンパク質を作る技術を目指す

gBoost™でDNA・mRNA・AAVの遺伝子発現を高め、治療用タンパク質を体内で作らせる遺伝子医薬プラットフォーム。ヒト脂肪組織の培養・評価技術exFatも開発する。

株式会社インファーマシア 千葉大学発 / 千葉県 千葉市中央区
研究発の技術 遺伝子治療 非ウイルスベクター 裸DNA 遺伝子発現制御 AAV mRNA
実用化の段階
研究実証販売
会社は前臨床段階と説明し、公式サイトで臨床開発未開始と明記。2024年ポスターにはex vivoヒト脂肪組織等での予備試験があるが、販売実績は確認できない。
3製品
0提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

タンパク質医薬は長期にわたり注射・点滴を繰り返す負担があり、従来の非ウイルスDNA医薬は体内での遺伝子発現が低い。安全性と継続しやすさを保ちながら、体内で必要なタンパク質を作る方法を目指す。

どう動くか

会社の説明では、gBoost™は遺伝子を細胞に届ける段階ではなく、導入後に細胞が起こす防御反応を抑え、細胞内処理や転写を助ける添加技術。2024年の会社ポスターは、ヒト脂肪組織でAAV、プラスミドDNA、mRNAを使った予備試験を報告している。DNA医薬では裸DNAを主に筋肉へ針なし注射で届け、筋肉からタンパク質を作らせる構想。exFatは採取した組織をメッシュで培地中に保持し、組織の機能を保ちながら薬剤応答を調べる。

できるようになること

会社は、低用量の遺伝物質で治療用タンパク質を作り、投与負担や遺伝子導入に伴う免疫反応を抑えることを目指す。実現すれば、長期治療や小児・慢性疾患でのタンパク質補充の選択肢を広げる可能性があるが、現時点で臨床開発は始まっていない。

技術の出自:千葉大学関連スタートアップ一覧に掲載。特定の学部・研究分野・研究プロジェクトを会社または大学の公開情報から確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 遺伝子治療
  • 長期的なタンパク質補充を要する疾患
  • 成長ホルモン分泌不全症などの探索的疾患領域
  • 筋力低下・サルコペニアなどの探索的領域
  • ヒト脂肪組織を用いた創薬・薬剤応答評価

優位性の主張

会社の主張
gBoost™は細胞への取り込みではなく、導入後の細胞防御反応に働き、DNA・mRNA・AAVなど複数の送達方法で標的細胞の遺伝子発現を高めると会社は説明する。 出典
会社の主張
会社の2024年ポスターは、ヒト脂肪組織を用いた予備試験としてAAVで6週後、プラスミドDNAで10日後、mRNAで2日後の発現観察を掲載。結果は会社発表で、独立した第三者評価ではない。 出典
会社の主張
特許公報は、メッシュで組織を培地中に押さえて培養する装置・方法を記載し、ヒト脂肪組織の機能を長く保つ用途を示す。 出典

製品・サービス

研究段階
gBoost™

DNA・mRNA・AAVなどの遺伝子発現を高めるとしている細胞選択性エンハンサー。

遺伝子治療・細胞治療の研究開発企業など
研究段階
DNA medicine platform

裸DNAとgBoost™を用い、体内で治療用タンパク質を作る医薬プラットフォーム。 出典

研究段階
exFat

採取したヒト脂肪組織を培養し、遺伝子導入や薬剤への応答を評価する技術。 出典

創薬・遺伝子治療の研究開発機関など

これまでの歩み 新しい順

2025-06
助成
ちば中小企業元気づくり基金事業 新商品・新技術開発助成 出典
2023-10
採択
経済産業省・千葉市「J-StarX地域起業家コース採択・シリコンバレー派遣」 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで出願人名Infirmacea Inc.を検索して確認できた特許ファミリー1件。GビズINFOでは特許0件と表示されており、調査範囲内の確認件数であって網羅性を保証しない。
主な分野ヒト脂肪組織などの組織培養装置・培養方法、培養組織を用いた薬剤・組織機能評価
海外出願True
WO2024162464A1 / PCT/JP2024/003437「培養装置、培養組織、培養組織の製造方法及び評価方法」 Infirmacea Inc. / Google Patents上の法的状態表示はCeased(法的状態は同サイトの推定)。JP2024575020Aへの優先権記載あり。日本国内出願の現状は確認できず。 出典

会社の規模

大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトinfirmacea.com

大学との関係

大学との関係
千葉大学 公式サイトに千葉大学の医薬系総合研究棟IIを研究拠点として記載。千葉大スタートアップ・ラボの関連スタートアップ一覧にも掲載されている。共同研究契約、大学からのライセンス・出資は確認できず。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:8件
法人番号:4040001118172
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