アガロースとリン酸カルシウムで、傷を覆う液体包帯

アガロースとリン酸カルシウムを組み合わせた液体包帯。皮膚や口腔内の傷、炎症、出血部位を一時的に覆い、保護する。

株式会社キュア薬品 鹿児島大学発 / 鹿児島県 鹿児島市 / 2020年設立
研究発の技術 創傷ケア 液体包帯 医療機器 アガロース リン酸カルシウム 口腔ケア
実用化の段階
研究実証販売
両製品のPMDA届出情報があり、会社公式サイトが製造販売と販売先を案内し、キュアスプレーはオンライン販売価格も確認できる。
2製品
3提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

皮膚や口腔内の傷、炎症、出血部位を覆って保護する。使用は一時的または短期的とされる。

どう動くか

アガロース繊維上にリン酸カルシウムを結晶化させたゲルを粉砕し、水で希釈して半液体状にする。スプレーまたはシリンジで患部に塗ると粒子が傷の表面に付着し、保護層をつくる。会社はアガロースをベースとした独自開発品と説明している。比較試験による優位性は確認できない。

できるようになること

会社は皮膚・口腔内の創傷ケアに使う製品として販売し、大学の事業化報告は患者のQOL向上を目指すとしている。治癒促進の程度や既存材に対する優位性を示す比較データは確認できない。

技術の出自:鹿児島大学認定ベンチャー。関連研究として、アガロースゲル内外に形成したアパタイトの骨補填材研究が同社サイトに掲載されている(大阪大学大学院工学研究科・分子化学分野等)。同社製品への技術移転の詳細は確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 皮膚の傷・炎症・出血部位の保護
  • 口腔粘膜の傷・炎症・出血部位の保護
  • 抜歯後や歯肉切除後の創保護

優位性の主張

会社の主張
寒天由来のアガロースをベースとした独自開発の液体包帯で、皮膚用と口腔内用を展開すると会社は説明している。 出典
会社の主張
会社の販売説明では、創面に塗布した粒子が傷を保護し、保護膜が滲出液中の抗炎症性・再生促進タンパク質を保持しやすくするとしている。性能比較の条件や結果は公表ページで確認できない。 出典
第三者の評価
学会発表要旨は、キュアデコートを抜歯後や歯肉切除後の創保護に用いた臨床例を報告している。第三者による比較評価ではない。 出典

製品・サービス

販売中
キュアスプレー

リン酸カルシウムとアガロースの半液体状材料を患部に噴霧し、皮膚の傷・炎症・出血部位を保護する液体包帯。 出典

皮膚の創傷ケアを行う医療従事者・医療機関、利用者
販売中
キュアデコート

リン酸カルシウムとアガロースの半液体状材料をシリンジで塗布し、口腔内の傷・炎症・出血部位を一時的に保護する液体包帯。 出典

歯科医療従事者・歯科医療機関、口腔内の創傷ケアを受ける人

これまでの歩み 新しい順

2024-03
共同開発
鹿児島大学:大学研究機関の年報に、同社との共同研究費と炎症抑制剤シーズの作用機序研究を掲載。 出典
2024-02
規制・認証
キュアデコート(医療機器製造販売届出番号 46B3X10006000002)(一般医療機器・液体包帯として届出。PMDA掲載の添付文書では口腔内の傷等を一時的または短期的に保護する用途。) 出典
2024-01
規制・認証
キュアスプレー(医療機器製造販売届出番号 46B3X10006000001)(一般医療機器・液体包帯として届出。PMDA掲載の添付文書では皮膚の傷等を一時的または短期的に保護する用途。) 出典

提携先・顧客

販売提携
フィンガルリンク株式会社 キュアスプレーの販売先として会社が案内。 出典
販売提携
株式会社カイマンデンタル キュアデコートの販売先として会社が案内。 出典
共同開発
鹿児島大学 大学研究機関の年報に、同社との共同研究費と炎症抑制剤シーズの作用機序研究を掲載。 出典

特許

1 件 出典
Google Patents、会社公式の特許・業績ページ、法人情報の公開欄を調査して確認した特許件数。商標は特許件数に含めない。
主な分野創傷治癒剤、アガロースゲル・リン酸カルシウムを用いた創傷保護
JP7567109B2「創傷治癒剤」/出願公開 JP2023050110A 株式会社キュア薬品 / 登録(2024-10-16) 出典

会社の規模

大学との関係

大学の認定
鹿児島大学 鹿児島大学認定ベンチャー。大学の報告書では2021年度に認定されたと記載。 出典
大学の施設
鹿児島大学 大学の活動報告書に、産学交流プラザの共同実験室4の利用企業として掲載。認定ベンチャーと記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:3340001023335
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