患者の腫瘍をマウスに移植し、抗がん剤候補の効きを調べる
超免疫不全マウスに患者由来の腫瘍を移植し、患者の腫瘍特性を保つPDXモデルを作製して、薬効評価や創薬研究を支援する技術。
株式会社キュオール 熊本大学発 / 熊本県 熊本市 / 2018年設立
研究発の技術 創薬支援 患者由来腫瘍移植(PDX) 超免疫不全マウス ヒト化マウス 前臨床薬効評価 生体組織移植針
実用化の段階
研究実証販売
公的機関の契約公表にキュオールへのマウス実験委託と契約額が記載され、Ez-Plantも価格付きで販売されている。
2製品
5提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の細胞株中心の動物モデルでは患者腫瘍の特徴を十分に反映できず、抗がん剤候補の効果を臨床前に見極めにくい。腫瘍組織のマウスへの移植には手術の負担もあった。
どう動くか
免疫反応を大きく抑えたマウスに患者の腫瘍組織を移植し、ヒト腫瘍の性質を保つモデルを作る。熊本大学の研究紹介では、BRJマウスはヒト腫瘍を移植しやすく、無毛のため体内の蛍光・発光を観察しやすいとされる。マウスの皮膚を切開せずに組織を移植するEz-Plantも共同開発され、動物への負担軽減を目指す。
できるようになること
熊本大学は、患者由来腫瘍モデルによる抗腫瘍薬の効果判定が創薬や個別化医療に役立つと説明している。超免疫不全マウスと移植針の活用は、モデル作製の効率化や実験動物の苦痛・使用数の低減にもつながるとしている。
使われる場面
- 抗がん剤候補の前臨床薬効評価
- 患者由来腫瘍移植(PDX)モデルの作製・提供
- 個別化医療に向けた腫瘍反応の研究
- ヒト細胞・組織を用いる疾患モデル研究
- 実験動物への組織移植
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
1 件 出典
社名およびEz-Plant関連の公開特許検索で確認できた日本の公開公報は1件。公報上の出願人は熊本大学と九州オルガン針で、キュオール名義の出願ではない。網羅性は公開検索で確認できた範囲に限る。
主な分野生体組織移植針、移植用注射器、移植物装填治具
共同出願人九州オルガン針株式会社、国立大学法人熊本大学
特開2021-186603「移植針、移植用注射器、及び移植物装填治具」(特願2020-098168) 国立大学法人熊本大学、九州オルガン針株式会社 / 公開公報。今回確認した公開情報では登録状況を確認できず。キュオールはEz-Plantの共同開発者として記載されるが、この公報の出願人には記載されていない。 出典