皮膚透過試験の値から、薬の皮内分布や血中濃度を予測する

皮膚透過モデルと全身薬物動態モデルを組み合わせ、試験データから経皮吸収後の皮内分布や血中濃度を予測するソフトウェア。

株式会社バイオコム・システムズ 九州工業大学発 / 福岡県 久留米市
技術を使った製品・サービス 経皮吸収 薬物動態シミュレーション in silico in vitro試験 薬物送達システム 製剤設計
実用化の段階
研究実証販売
会社が年間ライセンスでの提供と国内外の利用・納入実績を公表し、過去の販売開始報道も確認できる。
3製品
8提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

経皮吸収型製剤の皮膚透過や血中濃度を評価するには試験や臨床データが必要で、製剤条件の検討やヒトでの挙動予測が難しい。

どう動くか

in vitro皮膚透過試験などから得た値と、皮膚の厚さ・薬物の拡散係数・分配係数、全身の薬物動態パラメータを入力し、皮膚内の移動と血中濃度の時間変化を計算します。皮膚を複数層として扱うモデルや、全身の1〜3コンパートメントモデルを組み合わせ、皮膚内の結合・代謝やイオントフォレシスの影響も解析できます。

できるようになること

会社は、試験データから皮膚透過量や血中濃度を予測し、経皮吸収型製剤の設計や条件比較、局所薬・化粧品成分の評価に役立てるとしている。in vitro試験から臨床条件の予測を支援する。

技術の出自:九州工業大学 情報工学部・情報工学府の生命情報工学/生物化学システム工学分野。飯塚市の研究テーマ探索事業で、同大の研究室との共同研究として開発。 出典1 出典2

使われる場面

  • 経皮吸収型医薬品・貼付剤の製剤設計と薬物動態予測
  • 局所治療薬の皮内薬物動態評価
  • 化粧品有効成分の皮膚浸透評価
  • 医薬品・化粧品等の皮膚透過性試験・放出試験

優位性の主張

会社の主張
in vitro皮膚透過データ等を用いて、臨床条件での経皮吸収量や血中濃度推移を予測できる。 出典
会社の主張
会社はSKIN-CADを自社の「unique」なin vitro-in silico技術と説明している。 出典
第三者の評価
販売代理店の製品紹介は、国内で実績のある経皮吸収シミュレーションソフトとして紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
SKIN-CAD

経皮吸収モデルと全身薬物動態モデルにより、皮内分布・皮膚透過量・血中濃度などをシミュレーションするソフト。 出典

製薬企業、化粧品・化学企業、大学・研究機関
販売中
SKIN-CAD受託計算サービス

顧客のin vitro皮膚透過データ等を用い、血中濃度や皮内濃度を予測する解析サービス。 出典

皮膚透過データを持つ製薬・化粧品等の企業、研究機関
販売中
in vitro経皮吸収試験・放出試験

皮膚透過性試験や製剤放出試験を受託し、試験設計から分析・報告まで対応する。 出典

製薬企業、化粧品企業など

これまでの歩み 新しい順

2004-06
助成
飯塚市研究テーマ探索事業「DDS設計支援薬物動態シミュレーションソフトウェアの開発」採択 出典
2004-03
助成
久留米リサーチ・パーク都市エリア可能性試験「眼深部組織への薬物送達システム」採択 出典
2002-06
助成
飯塚市研究テーマ探索事業「時間制御型経皮治療システム設計のための薬物動態解析ソフトウェアの開発」採択 出典
2002-06
共同開発
九州工業大学:飯塚市の研究テーマ探索事業で、経皮吸収シミュレーションソフト開発を共同研究。 出典

提携先・顧客

顧客
久光製薬株式会社 会社がSKIN-CADの国内納入実績として掲載。 出典
顧客
日東電工株式会社 会社がSKIN-CADの国内納入実績として掲載。 出典
顧客
トーアエイヨー株式会社 会社がSKIN-CADの国内納入実績として掲載。 出典
顧客
大正製薬株式会社 会社がSKIN-CADの国内納入実績として掲載。 出典
顧客
国立研究開発法人国立がん研究センター 会社がSKIN-CADの国内納入実績として掲載。 出典
販売提携
インフォコム株式会社 SKIN-CADの国内販売代理店。 出典
販売提携
FQS Poland Sp. z o.o. SKIN-CADの海外販売代理店。 出典
共同開発
九州工業大学 飯塚市の研究テーマ探索事業で、経皮吸収シミュレーションソフト開発を共同研究。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員2名(2019-07-27時点) 出典
資本金270万円 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトbiocom.co.jp

大学との関係

共同研究
九州工業大学 会社概要に同大学研究室との共同研究を記載。研究活動ページには2002〜2005年の共同研究プロジェクトが掲載されている。 出典
大学との関係
九州工業大学 飯塚市の公開資料は、九州工業大学大学院在学中に教授の指導下で研究内容を事業化するため起業したと紹介している。大学による認定・出資を示す情報は確認できなかった。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:3290001046580
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