量子化学計算とAIで、化学反応の経路や性質を予測する
量子化学計算、遷移状態データ、AIを組み合わせ、化学反応の経路や分子・材料の性質を予測・評価する計算化学技術。
株式会社Transition State Technology 山口大学発 / 山口県 宇部市 / 2009年設立
研究発の技術 計算化学 量子化学計算 遷移状態理論 遷移状態データベース 人工知能 ケモインフォマティクス
実用化の段階
研究実証販売
会社は計算化学受託サービスで350件超の納入実績を掲げ、AMATERUS AI活用サービスを2026年9月30日に開始したと公表している。
3製品
3提携・顧客
0特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
反応の遷移状態を見つける計算は困難で時間がかかり、多数の反応経路を調べる合成経路開発は計算量が課題とされる。
どう動くか
分子軌道法や密度汎関数理論などの計算で反応途中の遷移状態を調べ、反応経路やエネルギーを評価する。AIによる合成経路探索・反応予測と量子化学計算を組み合わせ、候補経路の選別や反応速度・生成物比率の推定を支援する。会社は、AMATERUS AIを用いた医薬品合成検討の評価で作業工数を64週・人から12週・人へ減らしたと公表している。
できるようになること
会社とNEDOの発表では、候補経路の探索・評価を効率化し、機能性化学品の開発期間短縮や連続生産プロセスの設計を支援する。医薬品の合成検討では、特定の評価条件で作業工数を64週・人から12週・人に削減したとしている。
技術の出自:山口大学大学院理工学研究科の物質工学系・計算化学分野。遷移状態データベースとin silico合成経路開発の研究を起点とする。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 機能性化学品の合成経路探索・製造プロセス設計
- 触媒設計、反応機構・反応速度解析
- 医薬品・創薬の分子設計、合成ルート検討
- 有機電子材料、電池材料、ポリマー等の分子・物性設計
- 化学研究向けHPC計算環境の構築
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2013-03
受賞
山口県「第4回山口県産業技術振興奨励賞 産技理事長賞」
提携先・顧客
共同開発
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 NEDOプロジェクトでAMATERUS AIを共同開発した。 出典
提携
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 機能性化学品の連続精密生産プロセス技術開発事業で同社が委託先に加わった。 出典
共同開発
株式会社ナード研究所 実験合成と理論計算を組み合わせた有機合成支援サービスを共同提案・開始した。 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
公的機関・財団 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。