小型魚類に薬剤候補を与え、体内の効果や毒性を調べる

ゼブラフィッシュなどの小型魚類を疾患モデルとして用い、薬剤候補や化学物質の効果・毒性を生体内で評価する研究支援技術。

ゼブラ・イノベイト合同会社 三重大学発 / 三重県 津市 / 2025年設立
専門サービス・地域の事業 ゼブラフィッシュ 小型魚類疾患モデル 創薬スクリーニング 発生安全性試験 機能性評価 生体イメージング
実用化の段階
研究実証販売
会社は受託研究・コンサルテーション等の提供を掲げ、関連する大学の研究技術や論文は確認できたが、会社名義の顧客導入・売上実績は公開情報で確認できなかった。
1製品
0提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

細胞や標的分子だけを使った候補薬の評価では、生体内で効果が出ない、または毒性が判明して後段階で脱落する場合があり、創薬開発のコスト増につながる。生体モデルによる早期評価を目指す。

どう動くか

疾患に似た状態を再現した魚に候補物質を与え、症状や標識した細胞・組織の変化を観察して効果を調べる。透明な胚・稚魚では発生や体内の変化を外から見やすく、多数の個体を使った初期スクリーニングに向く。会社は受託研究やコンサルテーション、発生安全性試験、機能性評価試験を案内している。

できるようになること

三重大学は、ゼブラフィッシュによるスクリーニングが候補物質の早期評価に使われ、げっ歯類を用いる試験に比べて1化合物当たりの費用が1000分の1以下になるとの試算を紹介している。これは大学側の試算であり、会社サービスでの実績値は確認できない。

技術の出自:三重大学発。三重大学大学院医学系研究科の統合薬理学分野、三重大学ゼブラフィッシュリサーチセンターに関連する小型魚類を用いた医学・創薬研究。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 創薬候補物質のスクリーニング
  • 疾患モデルを用いた病態解析・薬効評価
  • ヒト由来がん細胞の移植モデルによる抗がん剤評価
  • 化学物質・医薬品の発生安全性評価
  • 食品・素材の機能性評価

優位性の主張

大学の発表
三重大学は、ヒト由来がん細胞を移植したゼブラフィッシュを用い、腫瘍血管新生や転移を評価でき、約1週間で化合物スクリーニングを行う技術を紹介している。 出典
大学の発表
三重大学は、ゼブラフィッシュを評価動物に用いると、げっ歯類の動物試験に比べて1化合物当たりの費用が1000分の1以下になると試算している。試算条件や会社での適用実績は公開ページで確認できない。 出典
会社の主張
会社は、透明なゼブラフィッシュ胚で発生過程を観察し、形態異常・発生遅延・致死性を迅速かつ高感度に評価できるとしている。 出典

製品・サービス

販売中
小型魚類ゼブラフィッシュを用いた研究技術支援

受託研究、研究設計支援、発生安全性試験、機能性評価試験、コンサルテーションを提供。 出典

製薬・食品・化学分野などの企業、研究開発機関

特許

2 件 出典
会社名および英語名での検索に加え、三重大学の産学マッチング情報とGoogle Patentsで同社の基盤技術に関連する大学保有特許を照合した範囲で2件。網羅的な権利調査ではない。
主な分野異種細胞移植モデル動物、がん細胞阻害薬・がん幹細胞検出プローブ
特許第5875010号「異種細胞移植モデル動物の作製方法」 国立大学法人三重大学 / 登録(Google Patents上の表示はActive) 出典
特許第6384821号「がん細胞阻害薬、がん幹細胞検出用プローブ」 国立大学法人三重大学、キヤノン株式会社 / 登録(Google Patents上の表示はActive) 出典

会社の規模

資本金5万円(2025年度調査時点時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトzebra-innovate.com

大学との関係

大学の施設
三重大学 本店所在地が三重大学キャンパス・インキュベータの入居者一覧に掲載されている。 出典
大学との関係
三重大学 三重大学発の研究開発ベンチャーとして紹介され、同大学で開発されたゼブラフィッシュ研究技術の実用化・商業化を進めている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:3190003004910
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