レーザー光で金属やCFRPを切断・穴あけし、バリを取る

レーザー光の照射条件や光学系を調整し、金属やCFRPなどの切断・穴あけ・溶接・表面処理・バリ取りを行う加工技術と専用装置。

株式会社最新レーザ技術研究センター 名古屋大学発 / 愛知県 安城市安城町 / 2008年設立
研究発の技術 レーザー加工 レーザー溶接 レーザーバリ取り CFRP レーザーピーニング ガルバノスキャナー
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで装置販売と受託加工を案内し、経済産業省のGo-Tech掲載事業は事業化に成功し継続的な取引が続いていると記載。
4製品
10提携・顧客
5特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

CFRPなど機械加工が難しい材料の切断・穴あけ・溶接や、手作業に頼るバリ取りでは、加工品質・速度・コストが課題となる。同社はレーザー加工や装置化でこれらの課題に対応すると説明している。

どう動くか

レーザー光を材料に集光して溶融・除去・加熱し、加工内容に応じてビーム形状、走査速度、シールドガスやノズルを調整する。CFRP加工では超短パルスレーザーと高出力ファイバーレーザーを使い分ける。レーザーバリ取りでは、バリをレーザーで溶融し、エッジを滑らかに整える。同社出願の光学系は、レーザービームを環状の強度分布に変えて加工に使う。

できるようになること

中小企業を含む製造現場で、難加工材の加工やバリ取りの自動化、工程短縮、品質安定化を可能にすることを目指す。国のプロジェクト資料は、CFRP部材の軽量化や自動車・航空機分野への適用を用途として挙げている。

技術の出自:名古屋大学大学院工学研究科・金属工学を含むレーザー加工研究が源流とされる。会社資料は、川崎重工業、名古屋大学、同社で長年レーザー加工技術を研究・開発してきたと説明している。研究者名は省略。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 金属・樹脂・セラミックス・ガラスのレーザーバリ取り
  • CFRPの切断・穴あけ・トリミング・溶接
  • 金属材料のレーザー溶接・ろう付・異種材料接合
  • レーザーピーニング、表面処理、焼入れ
  • 自動車・航空宇宙・産業機械の部材加工

優位性の主張

会社の主張
同社資料では、レーザーバリ取りは二次バリが発生しにくく、金属・樹脂などに対応し、加工速度は「数十m/分」とされる。速度は同社資料記載の条件・主張。 出典
第三者の評価
CFRP加工プロジェクトでは、板厚3.0mmで切断速度5m/min以上、切断精度±0.01mm以内、開先加工の切断幅0.1mm以下を達成したと国のプロジェクト資料が記載。 出典
会社の主張
ガルバノスキャナー光学系の出願では、ビームを環状強度分布に整形し、CFRPなどの加工速度向上を狙う構成を開示。 出典

製品・サービス

販売中
自動レーザバリ取り装置 ALIMS-1

レーザーで部材のバリを除去・平滑化する装置。ロボットによる自動化にも対応。 出典

金属・樹脂などの加工を行う製造業
販売中
多目的レーザ加工機 ALIMS-2

レーザー溶接、切断、穴あけ、肉盛、バリ取りなどに対応する加工機。 出典

金属・材料加工、溶接を行う製造業
販売中
ワブリングレーザ加工機 ALIMS-3

ワブリングを用いたレーザー加工機。公式サイトで製品・カタログを掲載。 出典

溶接・レーザー加工を行う製造業
販売中
レーザー加工・溶接の受託研究・受託加工

レーザー加工や溶接の研究開発、試作加工、技術指導などを受託。 出典

加工技術の開発や試作を行う企業・研究機関

これまでの歩み 新しい順

2019-10
共同開発
中部精工:会社資料によると、2019年にレーザーバリ取り装置を共同開発。 出典

提携先・顧客

共同開発
中部精工 会社資料によると、2019年にレーザーバリ取り装置を共同開発。 出典
共同開発
公益財団法人名古屋産業科学研究所 CFRP複合材料部材のレーザー溶接技術開発で事業管理機関を担当。 出典
共同開発
株式会社齋藤工業 CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
共同開発
株式会社童夢カーボンマジック CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
共同開発
今井航空機器工業株式会社 CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
共同開発
国立大学法人名古屋大学 CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
残りの4件を表示
共同開発
大同大学 CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
共同開発
あいち産業科学技術総合センター CFRP複合材料部材の新レーザー溶接技術開発に参加。 出典
共同開発
株式会社齋藤工業 ピストン製造に関するレーザー加工特許の共同出願人。 出典
共同開発
アイシン精機株式会社 ピストン製造に関するレーザー加工特許の共同出願人。 出典

特許

5 件 出典
Google Patentsで会社名義を検索して確認できた文献ファミリー数。全保有特許の網羅を保証する件数ではない。
主な分野レーザー加工・光学系、CFRP等複合材料加工、溶接給電用コンタクトチップ、超短パルスレーザーによる軸受加工
共同出願人NTN株式会社、アイシン精機株式会社、大幸エンジニアリング株式会社、株式会社齋藤工業
海外出願True
JP2020078805A / 特願2018-211961「ガルバノスキャナー光学系」 株式会社最新レーザ技術研究センター / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP2012192420A / 特願2011-056622「レーザ加工方法およびレーザ加工装置」 株式会社最新レーザ技術研究センター / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP6195780B2 / WO2015064434A1 / US10132268B2「ピストンおよびピストンの製造方法」 株式会社最新レーザ技術研究センター / 登録(Google Patents表示) 出典
JP2017217674A / 特願2016-114539「溶接給電用コンタクトチップ及びその製造方法」 株式会社最新レーザ技術研究センター / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP5362634B2 / 特願2010-074448「動圧軸受装置およびその製造方法」 株式会社最新レーザ技術研究センター / 登録後、年金不納による失効表示(Google Patents) 出典

会社の規模

従業員4名(2016-01-01時点) 出典
資本金500万円(2024-04-20時点) 出典
公式サイトaltrec.la.coocan.jp

大学との関係

大学との関係
名古屋大学 会社概要で、名古屋大学発のベンチャー企業として設立したと説明している。名古屋大学の発ベンチャー称号授与企業一覧では社名を確認できなかった。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:3180301016798
内容の誤りを知らせる