微細な流路でDNAを増幅・分析し、細菌の迅速な同定を目指す

産総研発のマイクロ流路技術を使い、PCRによる核酸増幅と電気泳動・配列解析を高速化する遺伝子検査機器技術。

株式会社ジェネセンス 兵庫県 神戸市中央区 / 2023年設立
研究発の技術 核酸増幅 高速PCR マイクロ流路 マイクロチップ電気泳動 DNAシーケンシング 遺伝子検査
実用化の段階
研究実証販売
産総研資料は高速DNAシーケンサの社会実装に向けた活動を記し、関連装置は原理検証後に試作品の調達段階と説明している。
2製品
0提携・顧客
2特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

PCRで標的の有無を調べるだけでは、検体中に未知の細菌がいる場合に菌種を特定しにくい。敗血症などで必要とされる迅速な原因菌同定を目指す。

どう動くか

微細な流路内で試料の温度を素早く切り替えてPCRを行い、遺伝子を増幅する。開発中の高速DNAシーケンサでは、増幅・蛍光標識したDNAを短いマイクロ流路で電気泳動し、長さ順に分けて蛍光信号から配列を解析する。産総研の報告では、増幅から電気泳動まで約40分で行う原理を確認し、解析アルゴリズムで1時間以内の細菌同定の可能性を示した。

できるようになること

産総研は、細菌やウイルスの迅速な同定・判定や薬剤耐性の判別への応用可能性を説明している。実用化されれば、感染症の検査結果を早く得て治療選択を支援できる可能性があるが、製品としての性能・効果は未確認である。

技術の出自:産業技術総合研究所のマイクロ流路・高速PCR研究。関連する社会実装研究は、産総研・阪大 先端フォトニクス・バイオセンシング オープンイノベーションラボラトリおよびJST COI-NEXT「フォトニクス生命工学研究開発拠点」。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 感染症の病原菌・ウイルス検査
  • 細菌の迅速同定
  • 薬剤耐性の判別
  • 遺伝子配列解析
  • 医療・研究用検査

優位性の主張

会社の主張
会社紹介では、同社の高速核酸増幅技術は高額な蛍光検出部材を不要とし、流路内の気泡問題を克服したとしている。 出典
第三者の評価
産総研の報告では、PCR・サイクルシーケンス・マイクロチップ電気泳動を組み合わせ、遺伝子増幅から電気泳動まで約40分で行う原理を確認したとしている。 出典

製品・サービス

実証
高速DNAシーケンサ

マイクロ流路型の高速PCRとマイクロチップ電気泳動を組み合わせ、DNA配列を迅速に解析する機器。 出典

医療機関、検査機関、研究機関などを想定。公表された顧客は確認できず。
研究段階
高速核酸増幅・遺伝子検査機器

マイクロ流路を使った高速PCRを核とする医療・研究用機器。公開情報では個別製品名や販売開始を確認できず。 出典

医療・検査機関および研究機関

特許

Google Patentsで株式会社ジェネセンスおよびGeneSens Inc.の出願人名を検索した範囲で、会社名義の関連特許は0件。ip欄には技術に関連する産総研名義・産総研と杏林製薬の共同出願例を参考掲載。
主な分野マイクロ流路、核酸増幅・PCR、マイクロチップ電気泳動
海外出願True
JP6226284B2「核酸増幅装置、核酸増幅方法及び核酸増幅チップ」 国立研究開発法人産業技術総合研究所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
JP7542834B2「核酸増幅装置、核酸増幅方法及び核酸増幅チップ」 国立研究開発法人産業技術総合研究所、杏林製薬株式会社 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー

出資者(公開情報で確認できた1社)

公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:3140001130977
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