エンジン発電と補助バッテリーで、最大200分の飛行を目指す産業用ドローン
エンジン発電機で飛行用電力を供給し、バッテリーを補助電源に使う産業用ハイブリッド・マルチローターUAV。
技術を使った製品・サービス 産業用ドローン UAV マルチローター ハイブリッド推進 エンジン発電機 物流
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトでAeroRangeシリーズを製品として掲載し、2020年から受注・販売開始の報道があり、2024年にも実機販売仕様と実証利用が確認できる。
3製品
9提携・顧客
4特許
6出資者
しくみ
解こうとしている課題
バッテリー式ドローンは実運用できる飛行時間が短く、長距離の物流や長時間の測量・点検などに制約があると同社は説明しています。
どう動くか
エンジンで発電機を回してモーターとローターに電力を供給し、電圧低下時などは搭載バッテリーが補助します。燃料と発電機を載せることで、電池だけで飛ぶ機体より長時間の飛行を狙います。同社は、燃料タンク配置や冷却、機体構造なども自社設計し、機体ごとのカスタマイズに対応すると説明しています。G4-Sの公表仕様は最大200分(無積載)、積載3kgで150分です。
できるようになること
同社は、長時間飛行によって物流、災害対応、農業、測量、インフラ点検などでのドローン活用を目指しています。国土交通省の実証では測量機器を搭載した飛行も行われましたが、実装範囲や継続的な商用効果は公開情報から確認できません。
使われる場面
- 長距離・長時間の物資輸送
- 医薬品配送
- 測量・レーザー点群計測
- インフラ点検
- 災害対応・捜索
- 農業
- 空中撮影・映像制作
優位性の主張
会社の主張
同社は、エンジン発電機とバッテリーを組み合わせるAeroRangeシリーズで、最大2時間以上の飛行と4〜11kgの積載を可能としていると説明。機種・搭載重量など条件により異なる。 出典
会社の主張
G4-Sの会社公表仕様は最大飛行時間200分(無積載)、150分(3kg積載)、最大ペイロード7kg。飛行時間は機体条件・搭載重量に依存する。 出典
会社の主張
同社は、機体設計から行い、パワーユニット・燃料・仕様の変更に柔軟に対応できること、燃料タンク配置やエンジン冷却などの特許技術を強みとして挙げている。 出典
第三者の評価
国土交通省の2024年実証では、AeroRange G4-Sがレーザー測量機器を搭載し、実飛行時間2時間1分を記録した。残燃料から最長2時間49分と推定された値は実測飛行時間ではない。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2024-07
規制・認証
航空法に基づく無人航空機の飛行・機体認証制度(2024年にAeroRange G4-Sを使ったレベル3医薬品配送の実証に参画。機体認証・型式認証の取得公表は確認できず。) 出典
提携先・顧客
特許
4 件 出典
Google Patentsで出願人名「株式会社エアロジーラボ」および英語表記「Aero G Lab Co Ltd」を検索し、会社名義と確認できた国内公開公報を4件記録。調査範囲内の確認数であり網羅件数を保証しない。
主な分野マルチコプターの機体構造・ローター配置、エンジン発電機・燃料タンクの搭載構成、マルチコプターの着陸システム・離着陸補助
JP2021000941A「マルチコプターの着陸システム」 株式会社エアロジーラボ / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP2021109622A / JP7308769B2「マルチコプター、離着陸補助装置、着陸方法、離陸方法」 株式会社エアロジーラボ / 登録(JP7308769B2、Google Patents表示) 出典
JP2021037932A / JP7481849B2「マルチコプター」 株式会社エアロジーラボ / 登録(JP7481849B2、Google Patents表示) 出典
JP2021178622A / JP6811506B1「マルチコプター」 株式会社エアロジーラボ / 登録(JP6811506B1、Google Patents表示) 出典
大学との関係
大学との関係
大阪大学 会社概要に大阪大学大学院所属の技術顧問を記載。大学教員との顧問関係を確認した。個別の共同研究・ライセンス・出資は確認できず。 出典
出資者(公開情報で確認できた6社)
事業会社(CVCを含む) 6
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。