魚うろこ由来コラーゲンに歯ぐきの波形を写し、細胞を培養する
魚うろこ由来I型コラーゲンの表面に、ヒトの歯ぐきなどを模した微細な波形を付けるバイオマテリアル技術。
株式会社CollaWind 新潟大学発 / 新潟県 新潟市西区 / 2023年設立
研究発の技術 バイオマテリアル 魚うろこ由来コラーゲン バイオミメティクス マイクロパターン 3次元細胞培養 口腔粘膜再生
実用化の段階
研究実証販売
研究用途の評価用CollaWind Sheetについて、会社が2025年から販売を開始すると公表。口腔内移植材の臨床使用は未承認で、動物を用いた医学的検証を進めている。
1製品
5提携・顧客
5特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
口腔粘膜の欠損には自家組織移植が使われることが多く、採取部にも傷ができる。既存材料には口腔内の複雑な形に適合しにくいものがある。
どう動くか
レーザー加工でミクロン単位に制御した金型の凹凸をコラーゲン表面に転写し、口腔粘膜の結合組織にある波形構造を再現する。細胞を播くと上皮に似た組織を培養できる。魚うろこを材料に用いる点も特徴。上皮化や創傷治癒への効果は研究段階で検証が進められている。
できるようになること
研究用途では、ヒト上皮に似た培養モデルを薬剤評価や毒性試験に使い、動物実験の代替に役立てることを目指す。移植材として実用化すれば、患者自身の組織を採取する負担を減らす可能性がある。臨床応用には追加検証と認証が必要とされている。
技術の出自:新潟大学大学院医歯学総合研究科・歯学部の生体模倣/生体組織再生工学分野を中心とする研究。早稲田大学ナノライフ創新研究機構などとの共同研究。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 口腔粘膜欠損の移植材候補
- 口腔粘膜・皮膚に似た3次元培養モデル
- 薬剤評価・効果検証・毒性試験の基材
- 皮膚老化研究
- 再生医療研究
優位性の主張
製品・サービス
販売中
CollaWind Sheet
ティラピアのうろこ由来I型コラーゲン製シート。表面の微細凹凸で3次元培養を支援する評価用基材。移植材としての用途も開発中。 出典
研究機関、大学、製薬・化粧品企業などの研究開発部門。移植用途は医療機関を想定。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
5 件 出典
新潟大学歯学部の2021〜2023年度資料とGoogle Patentsを確認し、同社製品の研究・製造に関連する大学等名義の特許出願・登録を5件確認。法人番号に紐づくGビズインフォの特許掲載は0件。網羅的な特許調査ではない。
主な分野コラーゲンゲル・培養足場材、口腔粘膜上皮細胞培養、マイクロパターン転写用鋳型・金型、医療基材の製造方法
共同出願人多木化学株式会社、学校法人早稲田大学、株式会社小松精機工作所
特許第7203376号/特願2018-242505「口腔粘膜上皮細胞培養用の架橋線維化コラーゲンゲル」 国立大学法人新潟大学、学校法人早稲田大学、多木化学株式会社 / 登録(JP7203376B2) 出典
特願2018-145182「線維化コラーゲンゲル作製用鋳型材料」 国立大学法人新潟大学、学校法人早稲田大学、多木化学株式会社 / 大学資料で特許取得の記載あり。現況の公報番号は未確認。 出典
特願2021-054133「マイクロパターン化コラーゲンゲル作製用ステンレス製モールド」 国立大学法人新潟大学、学校法人早稲田大学、株式会社小松精機工作所 / 大学資料に国内出願として記載。最新の審査・登録状況は未確認。 出典
特願2022-051501「マイクロパターン化転写用鋳型、転写用鋳型の製造方法及び医療素材の製造方法」 国立大学法人新潟大学、学校法人早稲田大学 / 大学資料に国内出願として記載。最新の審査・登録状況は未確認。 出典
特願2022-151188「転写用金型および転写用金型の製造方法」 国立大学法人新潟大学、学校法人早稲田大学、株式会社小松精機工作所 / 大学資料に国内出願として記載。最新の審査・登録状況は未確認。 出典
会社の規模
資本金300万円 出典
公式サイトcollawind.com
大学との関係
大学の認定
新潟大学 新潟大学発ベンチャーの称号認定を受けた。認定期間は2023-09-12から2026-09-11まで。 出典
出資者(公開情報で確認できた1社)
多木化学株式会社
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。