超音波画像から神経をAIで見分け、針の経路を示すシステムを開発
超音波画像上の神経・血管などをAIで認識し、位置や穿刺経路を表示する医療支援技術。医療教育用アプリや鍼施術の可視化・情報連携システムも開発している。
TCC Media Lab株式会社 電気通信大学発 / 東京都 八王子市 / 2017年設立
研究発の技術 医療画像処理 超音波画像 Deep Learning 画像認識 3D-AR 穿刺支援
実用化の段階
研究実証販売
教育用アプリのApp StoreリリースとAI Trainingの教育用リリースが公的資料に記載される一方、ナビゲーション本体は医療機関による臨床評価と薬事認定を目指す開発段階として記録されている。
4製品
7提携・顧客
2特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
神経ブロックでは超音波画像から神経を見分け、針を安全・正確に誘導するのが難しく、医師の熟練度に左右される。鍼施術では、施術内容の可視化や医師との情報共有が課題として示されている。
どう動くか
超音波画像をDeep Learningで解析し、神経や血管などを色分け表示する。神経ブロック向けシステムでは、画像上に神経の位置と穿刺経路を重ねて示す構想で、医療機関による臨床評価が行われた。別の医療3D-AR構想では、画像を現実空間や患者の体表に重ねて表示する。鍼施術の可視化・デジタル化による医療連携システムも福島県の実用化開発案件に掲載されている。
できるようになること
開発計画では、神経や穿刺経路を画像上に示して神経ブロックの安全性・正確性を高め、医療教育にも役立てることを目指す。鍼施術の可視化・デジタル化は、施術情報の共有や慢性疼痛患者への選択肢拡大を目標に掲げている。
技術の出自:電気通信大学との産学連携で設立された大学発ベンチャー。超音波ガイド下神経ブロックの開発では福島県立医科大学等が協力。研究分野は医療画像処理、Deep Learning、3D-AR。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 麻酔科・神経ブロック
- 超音波ガイド下穿刺の支援
- 医師・医療従事者向け教育
- 医療画像の3D-AR表示
- 鍼施術の可視化・デジタル化と医療連携
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
国立大学法人電気通信大学 会社設立の産学連携先。神経ブロック開発の評価協力先にも記載。 出典
共同開発
公立大学法人福島県立医科大学 神経ブロックAIナビゲーションの共同研究先として記載。 出典
実証
国立大学法人東京医科歯科大学 神経ブロック開発資料で評価協力先として記載。 出典
実証
西東京中央総合病院 神経ブロック開発資料で評価協力先として記載。 出典
共同開発
富士通エレクトロニクス株式会社 神経ブロック製品の生産協力先として記載。 出典
共同開発
IOTソフト株式会社 神経ブロック支援システムの開発パートナーとして紹介。 出典
特許
2 件 出典
Google Patentsで確認できた出願ファミリー数。JP6875774B1と対応WO公開は同一ファミリーとして数え、別出願のWO2025186871A1を含めて2件。福島県資料には2022年時点で取得特許5件との記載がある。
主な分野医療画像のマーキング支援、画像処理
海外出願True
JP6875774B1「医療画像用のマーキングシステム及びマーキング支援装置」 TCC Media Lab Co Ltd / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
WO2021166094A1「医療画像用のマーキングシステム及びマーキング支援装置」 TCC Media Lab Co Ltd / 国際公開。Google Patents上の法的状態はCeased表示 出典
WO2025186871A1「Image processing device, image processing method, and storage medium」 TCC Media Lab株式会社 / 公開・出願係属中(Google Patents表示) 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。