一塩基の違いを見分け、変異型遺伝子を抑える薬を開発

SNPD-siRNAは、遺伝子の一塩基変異を識別し、病気の原因となる変異型遺伝子を選択的に抑えるsiRNA配列設計技術。

株式会社ANRis 東京都 文京区 / 2023年設立
研究発の技術 核酸医薬 siRNA RNA干渉 一塩基変異識別 配列設計 KRAS
実用化の段階
研究実証販売
会社はKRAS変異がん向け候補の創製・非臨床研究を今後の重点とし、公開資料でも製品の販売や臨床試験開始は確認できない。
1製品
5提携・顧客
1特許
4出資者

しくみ

解こうとしている課題

既存のsiRNA設計では、病気の原因となる変異型遺伝子と正常な遺伝子を区別して抑えることが難しく、正常な遺伝子の働きまで阻害するおそれがある。

どう動くか

siRNAは細胞内のRNA干渉機構を使い、標的mRNAを分解して遺伝子の働きを抑える。SNPD-siRNAは配列中のミスマッチや塩基修飾を設計し、変異型と正常型の一塩基の違いを見分けることを狙う。会社は変異型の選択的抑制を特徴としている。公開資料ではKRAS変異を対象に細胞・動物で効果を確認した段階とされる。

できるようになること

会社は、変異型遺伝子を選択的に抑える医薬品により、KRAS変異がんや遺伝性疾患などに新たな治療選択肢をつくることを目指す。

技術の出自:東京大学の研究成果。JST「大学発新産業創出プログラム(START)」起業実証支援の研究開発課題を基盤とする。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • KRAS変異がん(肺がん・膵がん・大腸がんなど)
  • 一塩基変異に起因する遺伝性疾患
  • 変異遺伝子を選択的に抑制する核酸医薬品の研究開発

優位性の主張

会社の主張
会社は、SNPD-siRNAが野生型と変異型の一塩基の違いを識別し、原因となる変異型遺伝子の発現を選択的に抑える独自技術だと説明している。 出典
会社の主張
会社は、基盤特許を日本と米国で取得したと説明している。 出典

製品・サービス

研究段階
SNPD-siRNAを用いたKRAS変異がん治療薬候補(候補名の公表なし)

変異型KRASの発現を選択的に抑えることを目指すsiRNA医薬品候補。非臨床研究を進める計画。 出典

肺がん・膵がん・大腸がんなどのKRAS変異がん患者を対象とする医療市場

これまでの歩み 新しい順

2026-09
資金調達
2.2億円。早稲田大学ベンチャーズ株式会社、国立研究開発法人科学技術振興機構 出典
2026-09
採択
早稲田大学ベンチャーズ株式会社・科学技術振興機構「総額約2.2億円の資金調達」 出典
2026-09
資本提携
国立研究開発法人科学技術振興機構:2026年、SUCCESSを通じて出資を実行。会社発表の調達総額は約2.2億円。 出典
2025-07
共同開発
株式会社日本触媒:AMED課題で東京理科大学と再委託契約を締結。ANRisも分担機関として参画。 出典
2025-04
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「令和6年度 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(次世代送達技術を用いた医薬品研究開発)」 出典
2025-04
共同開発
東京理科大学:ANRisが分担機関として参画する、葉酸結合型ペプチドとsiRNAの核酸医薬研究が採択。 出典
2024-08
海外プログラム
2024年、海外市場を目指すヘルスケアスタートアップ向けプログラム「HVC KYOTO」に採択され、同イベントでKRP賞を受賞。海外での事業運営や売上は確認できず。 出典
2024-08
受賞
京都リサーチパーク「HVC KYOTO 2024 Demo Day KPP賞」 出典
残りの5件を表示
2024-07
資金調達
金額は非公表。QBキャピタル合同会社、株式会社NCBベンチャーキャピタル 出典
2024-06
資本提携
QBキャピタル合同会社:QB第二号ファンドがANRisへ出資。 出典
2023-11
資金調達
創業投資。2億円。早稲田大学ベンチャーズ株式会社 出典
2023-11
採択
早稲田大学ベンチャーズ株式会社「創業投資」 出典
2023-11
資本提携
早稲田大学ベンチャーズ株式会社:2023年に約2億円を創業投資。2026年の約2.2億円の調達にも出資。 出典

提携先・顧客

資本提携
早稲田大学ベンチャーズ株式会社 2023年に約2億円を創業投資。2026年の約2.2億円の調達にも出資。 出典
資本提携
国立研究開発法人科学技術振興機構 2026年、SUCCESSを通じて出資を実行。会社発表の調達総額は約2.2億円。 出典
共同開発
東京理科大学 ANRisが分担機関として参画する、葉酸結合型ペプチドとsiRNAの核酸医薬研究が採択。 出典
共同開発
株式会社日本触媒 AMED課題で東京理科大学と再委託契約を締結。ANRisも分担機関として参画。 出典
資本提携
QBキャピタル合同会社 QB第二号ファンドがANRisへ出資。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで出願人名・SNPD-siRNA関連語を検索し確認した特許ファミリー数。個別国の公報ではなくファミリー単位で集計。
主な分野変異アレルを選択的に抑制するRNA・siRNA分子、RNA干渉、核酸医薬
海外出願True
RNA molecule, chimeric NA molecule, double-stranded RNA molecule, and double-stranded chimeric NA molecule — 特許ファミリー(JP7701744B2、US12680101B2、EP4279076、CN116917479、WO2022154122) 国立大学法人東京大学 / 日本・米国で登録。欧州・中国は公開情報上、審査中。WO公開あり。Google Patents上の法的状態を参照。 出典

会社の規模

公式サイトanris.jp

大学との関係

大学の施設
東京科学大学 本社所在地として、東京科学大学8号館内のTIP-RCCシェアラボを掲載。 出典
大学との関係
東京大学 東京大学在籍時に創出された研究成果を基盤として設立されたとJSTが説明。ライセンス契約や大学出資の有無は確認できず。 出典

出資者(公開情報で確認できた4社)

銀行・金融機関系 1大学系(大学VC・大学) 2公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:13件
法人番号:3011101104537
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