柔らかさを再現した血管モデルで、治療練習や器具評価を支援

PVAハイドロゲル製の血管モデルにセンサーを組み込み、血管内治療の練習や医療機器評価を支援する技術。患者画像に基づく症例別モデルも提供する。

Blue Practice株式会社 東北大学発 / 東京都 港区 / 2019年設立
研究発の技術 医療機器評価 医療シミュレーション 血管モデル PVAハイドロゲル センサー カテーテル治療
実用化の段階
研究実証販売
ORTAとBIS-ORTAは発売済みとされ、医療用血管モデルを販売してきた記録があり、患者別症例モデルサービスも2025年11月に提供開始と公表されている。
3製品
3提携・顧客
0特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

血管内治療は熟練を要する一方、画像だけでは症例ごとの手技やデバイス選定を事前に確かめにくく、訓練や機器評価にも実際の血管に近いモデルが必要とされる。

どう動くか

ポリビニルアルコールハイドロゲル(PVA-H)を使い、血管の形状だけでなく厚み、硬さ・柔らかさ、表面の滑りやすさを再現する。モデルに微小センサーを組み込むと、カテーテル操作時の圧力や変形などを測定し、手技を数値で確認できる。症例モデルは診断画像から血管構造を再構成して作製する。

できるようになること

血管の感触を再現したモデルで手技練習や機器評価を行い、センサーで操作負荷を数値化できる。患者別モデルは術前の手技・デバイス検討にも使え、医師の訓練と医療機器の開発・評価を支援する。

技術の出自:東北大学 流体科学研究所の生体流動ダイナミクス研究分野、大学院医工学研究科の研究成果。内閣府ImPACT「バイオニックヒューマノイドが拓く新産業革命」の研究成果を基盤とする。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 血管内治療のカテーテル手技訓練
  • 患者別の術前シミュレーション、治療方針・デバイス選定
  • 医療機器の性能評価・開発
  • 医療機関や学会でのハンズオン教育

優位性の主張

会社の主張
PVA-Hの特殊製法により、血管の厚み、動的粘弾性、摩擦を「極めて正確に再現」すると会社側が説明している。測定条件付きの性能値は公表ページで確認できない。 出典
会社の主張
センサー搭載型BIS-ORTAは、カテーテル治療手技のリアルタイム定量化を可能にすると会社が説明している。 出典
大学の発表
東北大学の研究紹介は、PVA-Hモデルを世界に先駆けて開発したと説明している。 出典
第三者の評価
日本生体医工学会の新技術開発賞を受賞した。これは賞の受賞記録であり、独立した性能比較の評価ではない。 出典

製品・サービス

販売中
ORTAシリーズ

PVA-H製の血管モデル。標準形状や症例別形状を作製し、カテーテル治療訓練、術前シミュレーション、医療機器評価に用いる。 出典

医療施設、医療機器メーカー、医療従事者・学会
販売中
BIS-ORTA

センサーを組み込んだ血管モデルシステム。カテーテル操作時の負荷を計測し、手技の定量評価や機器評価に使う。 出典

医療施設、医療機器メーカー、医療従事者・学会
販売中
症例モデルサービス

CT、MRI、血管造影などの診断画像を基に、患者固有の血管形状を再現したモデルを受注作製・納品する。 出典

医療機関、医療機器メーカー

これまでの歩み 新しい順

2025-11
助成
第28回七十七ニュービジネス助成金。公益財団法人七十七ビジネス振興財団 出典
2025-11
助成
公益財団法人七十七ビジネス振興財団「第28回 七十七ニュービジネス助成金」 出典
2025-01
融資
3,000万円。株式会社七十七銀行 出典
2024-03
受賞
日本機械学会東北支部「日本機械学会東北支部 2023年度技術研究賞」 出典
2023-06
受賞
日本生体医工学会「日本生体医工学会 新技術開発賞(BIS-ORTA)」 出典
2023-04
資金調達
プレシリーズA。3,920万円。三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社、株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 出典
2023-04
共同開発
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ:機械学習モデル構築を支援し、出資とエンジニアリソースを提供。 出典
2020-08
資金調達
初回資金調達。8,000万円。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(THVP-1号投資事業有限責任組合) 出典
残りの3件を表示
2020-08
資本提携
東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社:2020年に8,000万円を投資。 出典
2020-01
採択
東京都「X-HUB TOKYO「世界を目指すグローバルスタートアップ企業」採択」 出典
2019-04
共同開発
東北大学 流体科学研究所:血管モデル技術を基礎とする共同研究・開発を実施。 出典

提携先・顧客

共同開発
東北大学 流体科学研究所 血管モデル技術を基礎とする共同研究・開発を実施。 出典
共同開発
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 機械学習モデル構築を支援し、出資とエンジニアリソースを提供。 出典
資本提携

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員4名(2021-09-10時点) 出典
資本金6,800万円(2026-01時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトbluepractice.co.jp

大学との関係

共同研究
東北大学 東北大学の研究成果をもとに設立され、大学研究室がBlue Practiceとの共同開発を行っていると説明。中小機構の活動報告にも東北大学流体科学研究所との共同研究契約の記載がある。 出典
大学の施設
東北大学 東北大学連携ビジネスインキュベータ(T-Biz)の入居企業として掲載。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社株式会社ハイブリッドテクノロジーズ東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社
事業会社(CVCを含む) 2大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:15件
法人番号:3010401143889
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