回転炉で小麦くずやもみ殻を燃やし、農業用の熱をつくる

小麦くずやもみ殻など灰分の多い農業残渣を燃料に使う回転炉式バイオマスバーナーと、燃焼後のバイオ炭を農業に活用する循環モデル。

寿循環合同会社 北海道 帯広市 / 2025年設立
技術を使った製品・サービス バイオマス燃焼 回転炉 農業残渣利用 バイオ炭 地域熱利用 循環型農業
実用化の段階
研究実証販売
小型バイオマスバーナーの販売継続が公表され、北海道経済産業局の事例資料では11台導入と農業残渣の熱利用が報告されている。
2製品
2提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

小麦くずやもみ殻は灰分が多く、燃焼炉の詰まりや灰の処理が課題となる。残渣処理と冬季の農業施設の暖房にかかる負担も解決対象。

どう動くか

円筒状の燃焼炉を回転させ、燃焼中にできるクリンカ(溶融・固化した灰の塊)の成長を抑え、灰を排出しやすくする。従来は詰まりやすかった農業残渣を安定して燃やし、温風をハウス暖房や乾燥に使う。残るバイオ炭の農地利用も進めている。特許技術の権利者は前身技術を開発した株式会社武田鉄工所。

できるようになること

農業残渣を地域内で暖房・乾燥用の熱に変え、燃料や残渣処理の負担を抑える循環型農業を目指す。バイオ炭の農地利用も含め、地域の脱炭素と農業振興につなげる構想が公的資料に掲載されている。

技術の出自:株式会社武田鉄工所が開発し、地方独立行政法人北海道立総合研究機構 工業試験場の技術支援を受けて製品化。寿循環合同会社は北海道大学の認定スタートアップだが、技術が同大学の研究成果に由来することは確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 農業用ハウスの暖房
  • 農産物・農業残渣の乾燥
  • 小麦くず・もみ殻など農業残渣の熱利用
  • 農業残渣由来バイオ炭の農地利用

優位性の主張

会社の主張
回転炉の燃焼制御と送風により、灰分の多い農業残渣でも安定燃焼させ、クリンカの成長抑制と灰の自動排出を実現すると説明している。 出典
会社の主張
小型・ユニット化により移動性と用途の多様化を図り、農業用ハウスなどで地域資源の熱利用を可能にすると説明している。 出典

製品・サービス

販売中
小型バイオマスバーナーユニット TKD-SBU03

農業残渣などを燃やし、ハウス暖房や乾燥に使う温風を供給する装置。 出典

農業用ハウス、農産加工施設など
試験導入
農業残渣由来バイオ炭

農業残渣の燃焼で生じる炭。農地利用を含む用途開発・製造販売を掲げている。 出典

農業者、施設園芸事業者など

これまでの歩み 新しい順

2025-05
販売提携
株式会社武田鉄工所:同社製バイオマスバーナーの販売・相談対応で協力。 出典

提携先・顧客

販売提携
株式会社武田鉄工所 同社製バイオマスバーナーの販売・相談対応で協力。 出典
提携
十勝管内のJA(名称非公表) 小麦くずの供給元として地域循環モデルに参加。 出典

特許

1 件 出典
法人名検索とGoogle Patentsで確認。寿循環合同会社名義の出願は確認できず、関連技術として武田鉄工所名義のJP特許ファミリー1件を確認。
主な分野農業・食品産業由来バイオマス燃料の回転炉式燃焼装置、燃焼装置を用いた熱供給システム
特許第6822653号「燃焼装置およびこれを用いた熱供給システム」 株式会社武田鉄工所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典

会社の規模

大学との関係関連ベンチャー

大学との関係

大学の認定
北海道大学 北大発認定スタートアップ企業の称号授与企業リストに掲載。掲載ページの基準日は2026年9月。 出典
大学との関係
室蘭工業大学 大学関連の報告会資料に、同社代表が大学の学外協力員として農業残渣熱利用による循環農業について発表すると記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:2460103001707
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