3種の脳血管細胞を培養し、薬が脳へ届く量を調べる
脳毛細血管内皮細胞・ペリサイト・アストロサイトを共培養し、血液脳関門(BBB)の機能を体外で再現する創薬研究用モデル。
研究発の技術 血液脳関門(BBB) in vitroモデル 細胞共培養 初代培養細胞 薬物動態 創薬支援
実用化の段階
研究実証販売
販売代理店は2007年発売と説明し、会社は現行製品の型番を掲載、代理店経由の見積・発注を案内している。
4製品
5提携・顧客
4特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
BBBは薬物の脳への移行を制限するため、候補化合物が脳に届くかを調べるには動物実験などが必要となる。開発初期に、脳内移行性を評価する手段を提供する。
どう動くか
ラットまたはサル由来の初代培養細胞を、培養インサートの上下などに配置して共培養する。脳側と血管側の間で細胞層が作るバリアを再現し、血管側に加えた化合物が一定時間内に脳側へ移る量を測ることで、脳内移行性を調べる。製品は凍結保存された状態で供給され、解凍して使用する。会社は、3種類のBBB関連細胞を組み合わせた点と、完成品として提供する点を特徴としている。
できるようになること
経済産業省委託の事業資料は、動物実験より短時間で複数化合物を評価でき、創薬の開発速度や人件費の改善、実験動物数の削減が期待されると説明している。
技術の出自:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の薬理学分野を基盤とする研究成果。福岡大学薬学部の薬学疾患管理分野も研究発表に参加。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 中枢神経系医薬品候補のBBB透過性・脳内移行性評価
- 食品・機能性成分の脳内移行性評価
- BBBのバリア機能、タイトジャンクション、輸送体の研究
- BBBの病態モデル研究
- 細胞間相互作用や癌細胞の脳転移などの基礎研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
主な分野in vitro血液脳関門モデル・薬物スクリーニング、複数種類の細胞の立体配置と凍結保存、癌転移評価用の細胞モデル、血液脳関門透過性ペプチド
海外出願True
特許第5113332号「血液脳関門インヴィトロ・モデル、病態血液脳関門インヴィトロ・モデル、及びこれを用いた薬物スクリーニング方法等」 ファーマコセル株式会社 / 登録済み。Google Patents上は存続期間満了(Expired - Lifetime)。 出典
特許第5105905号「複数種類の細胞の立体的な配置の凍結保存方法及び凍結保存細胞の解凍方法」 ファーマコセル株式会社 / 登録済み。Google Patents上は有効(Active)。 出典
特許第5330657号「癌転移能評価方法及び癌転移評価用三次元二重膜構造」 ファーマコセル株式会社 / 登録済み。Google Patents上は有効(Active)。 出典
WO2016148213A1/特許第6817188号「血液脳関門透過性ペプチド」 ファーマコセル株式会社 / WO公開。日本国内移行分は登録済み・有効(Active)。 出典