有機物を微生物に分解させ、メタンを含むガスにする技術を研究

農産残さや畜産ふん尿、生ごみなどの有機物を、酸素のない環境で微生物に分解させ、メタンを含むバイオガスに変えるメタン発酵技術。

株式会社EECL 筑波大学発 / 山口県 下関市 / 2011年設立
技術を使った製品・サービス メタン発酵 バイオガス バイオマス 廃棄物資源化 嫌気性消化 再生可能エネルギー
実用化の段階
研究実証販売
関連特許の登録と研究成果は確認できるが、NEDO資料で確認できるのはウズベキスタン案件の実証要件適合性等調査の委託予定先選定であり、販売実績や実設備での実証完了は確認できない。
1製品
5提携・顧客
3特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

有機廃棄物の処理とエネルギー回収に使うメタン発酵では、固形分の多い原料への適用、設備の大きさ、消化液処理の費用などが普及上の課題として示されている。

どう動くか

関連特許は、固形分の多い原料を上段の発酵部で処理し、分離した原料の一部を下段へ落とす二段構成を示す。上段で生じたバイオガスを下段へ供給する仕組みも含む。特許は装置の小型化とバイオガスの有用性向上を課題としている。特許の出願人は筑波大学とオリエンタル白石で、EECLは出願人に含まれない。

できるようになること

原料からバイオガスを回収し、廃棄物処理とエネルギー利用を組み合わせる技術。関連特許は装置の小型化とガスの有用性向上を目指す。普及すれば、生ごみや農畜産廃棄物の資源化やエネルギー回収に役立つ可能性がある。

技術の出自:筑波大学 生命環境学群・生命地球科学研究群の生物資源プロセス工学、バイオマス分野。関連特許は筑波大学とオリエンタル白石の共同出願。 出典1 出典2

使われる場面

  • 生ごみからのバイオガス・エネルギー回収
  • 農産残さ・畜産ふん尿など有機系廃棄物の処理と資源化
  • バイオマス由来エネルギーの地域利用

優位性の主張

大学の発表
関連特許は、二段の収容部で異なる固形分濃度の原料を扱い、発生ガスを下段にも供給する構成により、装置の小型化とバイオガスの有用性向上を目指すとしている。性能値は示されていない。 出典
大学の発表
筑波大学の研究者らによる論文は、豚ふんと籾殻の高固形分発酵試験で、液循環によりメタン生成が169.2%増加し、バイオガス循環も加えた条件では251.7%増加したと報告。試験条件下の研究結果で、販売装置の性能値ではない。 出典

製品・サービス

研究段階
高効率メタン発酵システム

生ごみや農畜産系有機廃棄物を発酵させ、バイオガスとしてエネルギー回収するシステム。実証要件の適合性等を調べる段階の案件が公表されている。 出典

生ごみ・農畜産系廃棄物の処理事業者、バイオマスエネルギー事業者など

これまでの歩み 新しい順

2015-06
顧客
環境省:下関南風泊水産団地の大規模CO2削減調査・対策提案業務でEECLを採択。 出典
2014-11
融資
やまぐち夢づくり産業支援ファンドによる投資。4,300万円。やまぐち夢づくり産業支援ファンド 出典
2014-11
採択
やまぐち夢づくり産業支援ファンド「やまぐち夢づくり産業支援ファンドによる投資」 出典
2014-11
資本提携
やまぐち夢づくり産業支援ファンド:長門湯本温泉のバイオマス熱供給事業計画に4,300万円を投資。 出典

提携先・顧客

共同開発
LE.ONE株式会社 ウズベキスタンでの高効率メタン発酵実証研究の幹事提案者。 出典
共同開発
オリエンタル白石株式会社 高効率メタン発酵の実証研究案件に参加。関連特許の共同出願人。 出典
共同開発
国立大学法人筑波大学 実証研究案件に参加。メタン発酵装置の関連特許を共同出願。 出典
顧客
環境省 下関南風泊水産団地の大規模CO2削減調査・対策提案業務でEECLを採択。 出典
資本提携
やまぐち夢づくり産業支援ファンド 長門湯本温泉のバイオマス熱供給事業計画に4,300万円を投資。 出典

特許

3 件 出典
社名・英語名の検索、Google Patentsでの関連出願確認による。JP7403781B1とそのWO・CN公開を1ファミリーの3文献として確認。法人番号にひもづくGビズインフォの特許件数表示は0件。
主な分野高固形分メタン発酵、バイオマス資源の処理、バイオガス生成・循環
共同出願人オリエンタル白石株式会社、国立大学法人筑波大学
海外出願True
JP7403781B1 メタン発酵装置、及びメタン発酵方法 国立大学法人筑波大学、オリエンタル白石株式会社 / 登録・有効(Google Patents表示)。EECLは出願人に含まれない。 出典
WO2024237005A1 Methane fermentation device and methane fermentation method 国立大学法人筑波大学、オリエンタル白石株式会社 / 国際公開。Google Patents表示はCeased。 出典
CN120693219A Methane fermentation device and methane fermentation method 国立大学法人筑波大学、オリエンタル白石株式会社 / 公開。Google Patents表示は審査中。 出典

会社の規模

従業員7名(2014-11-13時点) 出典
資本金1,000万円(2014-11時点) 出典
大学との関係関連ベンチャー

大学との関係

大学の認定
筑波大学 筑波大学の「筑波大学発ベンチャーリスト」に株式会社EECLとして掲載。概要は再生可能エネルギーを中心としたシステム設計、機能性素材の製造販売。 出典
共同研究
筑波大学 下関商工会議所の紹介に、EECLと筑波大学がオカラを培地として冬虫夏草を培養したと記載。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

銀行・金融機関系 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:2250001008635
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