液滴の振動や広がりから、材料表面の撥水性・親水性を測る
液滴の振動または接触面積から接触角を測り、材料表面の撥水性・親水性を現場で評価する小型テスター技術。
SAW&SPR-Tech有限会社 静岡大学発 / 神奈川県 横浜市
研究発の技術 接触角測定 撥水性評価 親水性評価 表面弾性波(SAW) 液滴振動 材料表面計測
2年以上、新しい発信を確認できず 法人は登記閉鎖の記録がなく大学の2025年7月時点のベンチャー一覧にも掲載されていますが、会社固有の活動情報は2019年の企業プロフィール以降確認できませんでした。
実用化の段階
研究実証販売
地域の産業支援機関の企業紹介は2009年から両テスターの製造・販売を開始したと記載し、2021年の論文でも撥水性テスターの使用が確認できるが、現在の販売継続は確認できていない。
2製品
2提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の接触角測定は、液滴の側面撮影や精密な光学装置を要し、親水性が強く液滴が広がる場合や、曲面・凹面・大型試料の現場測定に制約がある。
どう動くか
撥水用は、表面弾性波(SAW)で液滴を振動させ、励振を止めた後の自由振動数から接触角を求める。親水用は、一定量の液滴が試料に触れる面積を上方から測り、液滴体積との関係から平均接触角を算出する。会社紹介資料では、従来の横方向撮影に頼らず、凹凸のある液滴や現場の大きな試料も評価できること、小型・簡便であることを優位性としている。
できるようになること
撥水・親水処理の研究開発や出荷後の現場評価、塗膜・表面の品質確認を、試料を切り出さずに行える。腐食や汚れ、機能劣化を防ぐ表面処理の評価に利用できると特許・製品資料が説明している。
技術の出自:静岡大学工学部を中心とする表面弾性波・接触角計測の研究成果。関連資料では光電・機械工学分野の研究として紹介されている。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 自動車・航空機・鉄道車両等の塗装・表面処理評価
- 建材、外壁、ガラス、屋根材の撥水・親水評価
- 太陽電池パネル、ディスプレイ、フィルム、回路基板、電子部品の表面評価
- 紙、皮革、繊維、レンズ、プラスチック、化粧品、セラミックスの材料評価
- 塗料、インキ、印刷版材、雨具、テント等の撥水性評価
- SAW応用の液体センサ・加熱装置の研究開発
優位性の主張
製品・サービス
販売中
ポータブル撥水性テスター(液滴振動式接触角計)
SAWで液滴を励振し、自由振動数から接触角を算出する携帯型の撥水性評価装置。
撥水剤・表面処理のメーカー、材料の研究開発部門、大学等の研究者、製品の品質管理担当者。
販売中
ポータブル親水性テスター(液滴接触面積測定方式)
一定量の液滴の接触面積を上方から測り、体積との関係から平均接触角を算出する携帯型装置。
親水性材料・表面処理のメーカー、研究開発部門、大学等の研究者、出荷・現場評価を行う品質管理担当者。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
3 件 出典
Google PatentsのSAW&SPR-Tech名義検索とINPIT公開特許資料で確認した3件。うち2件が会社名義の接触角測定関連、1件は会社がライセンス連絡先として記載された加熱装置特許で、Google Patents上のOriginal AssigneeはIndividual。
主な分野液滴振動による接触角測定、液滴接触面積からの親水性評価、表面弾性波(SAW)による加熱
海外出願True
特許第4905836号/特開2009-036634「接触角測定装置」 SAW&SPR-Tech / 登録後、Google Patents表示は「Expired - Fee Related」 出典
特許第5891482号/特開2012-208075「固体表面の接触角測定方法及びその装置」 SAW&SPR-Tech / 登録後、Google Patents表示は「Expired - Fee Related」 出典
特許第4507239号/特開2005-111471「弾性表面波を利用した加熱装置」 Google PatentsのOriginal Assignee欄はIndividual。INPIT資料ではSAW&SPR-Techが問い合わせ・ライセンス連絡先として掲載。 / 登録後、Google Patents表示は「Expired - Fee Related」 出典