自宅で脳波を測り、AIで睡眠段階や質を評価する

自宅で脳波を測る装着型デバイスとAI解析を組み合わせ、睡眠段階や睡眠の質を評価する技術。

株式会社S’UIMIN 筑波大学発 / 東京都 渋谷区 / 2017年設立
研究発の技術 睡眠脳波計測 ウェアラブル生体計測 睡眠段階判定 AI解析 遠隔睡眠評価 デジタルヘルス
実用化の段階
研究実証販売
InSomnografは医療機関・企業・個人向けに提供され、導入事例や研究受託実績が公開されている。
2製品
8提携・顧客
1特許
10出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来の精密な睡眠検査は病院への宿泊や多数のセンサー装着が必要で、時間・費用・受検者の負担、検査施設の限られた処理能力が課題。自宅で普段に近い睡眠を測る手段を目指す。

どう動くか

額などに電極を装着して睡眠中の脳波を記録し、AIで睡眠段階を解析する。サービスでは指輪型センサーの血中酸素データも使い、結果をレポートや睡眠アドバイスにまとめる。会社は、病院での終夜睡眠ポリグラフ検査に近い睡眠評価を自宅で行えると説明している。睡眠時無呼吸が疑われる77人を対象にした同時計測研究では、脳波と酸素飽和度から求めた呼吸イベント指数と病院検査の指標との相関係数は0.899だった。

できるようになること

会社とJSTは、自宅で睡眠を評価できれば睡眠障害の遠隔での評価や経過観察を広げ、受検者の負担軽減につながる可能性があると説明している。

技術の出自:筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(睡眠医科学、睡眠脳波計測・解析研究)。筑波大学発ベンチャー。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 医療機関・健診施設での睡眠検査
  • 睡眠時無呼吸など睡眠障害のリスク評価・経過観察
  • 企業の健康経営、従業員の睡眠改善
  • 睡眠関連製品の研究開発・効果検証
  • 大学・研究機関の睡眠研究

優位性の主張

会社の主張
会社は、自宅で睡眠中の脳波を計測し、AI解析と専門知見によるレポートを提供する点を特徴としている。睡眠時無呼吸が疑われる77人の同時計測研究では、呼吸イベント指数とPSGの無呼吸低呼吸指数との相関係数0.899を報告。 出典
大学の発表
JSTが紹介した研究では、睡眠時無呼吸が疑われる成人77人を対象に、InSomnografとPSGで11指標を比較し、すべての指標で両方式の整合性を確認したと報告。 出典

製品・サービス

販売中
InSomnograf(インソムノグラフ)

自宅で睡眠中の脳波などを計測し、AI解析に基づく睡眠評価やレポートを提供するサービス。 出典

医療機関、健診施設、企業、研究機関、個人
販売中
ナイトグラフ

医療機関向けに2026年3月にリリースした睡眠評価装置。 出典

医療機関

これまでの歩み 新しい順

2026-03
実証
つくば市:市職員約400人を対象に在宅脳波計測を含む睡眠改善プログラムを実証。 出典
2026-01
規制・認証
睡眠評価装置「ナイトグラフ」の医療機器認証(会社記事によると2026年1月に認証取得。公開記事から認証番号は確認できず。) 出典
2025-12
共同開発
株式会社マクロミル:被験者募集から睡眠試験、データ取得・解析までをオンラインで行う試験パッケージを共同開発・提供。 出典
2025-05
共同開発
カルビー株式会社:InSomnografを用い、食品摂取と睡眠の質などに関する共同研究を実施。 出典
2024-09
共同開発
アリナミン製薬株式会社:筑波大学とともに疲労・睡眠・抗疲労成分に関する3か年共同研究を実施。 出典
2023-11
共同開発
西川株式会社:伊藤忠商事の社員を対象とした睡眠改善プログラムを共同で検証。 出典
2023-11
実証
伊藤忠商事株式会社:社員を対象に睡眠改善プログラムの検証を実施。 出典
2022-03
資金調達
1億円。カルビー株式会社 出典
残りの6件を表示
2022-03
資金調達
金額は非公表。サントリーホールディングス株式会社 出典
2022-03
資金調達
金額は非公表。株式会社FRACORA 出典
2021-12
資金調達
シリーズB ファーストクローズ。5億円。長瀬産業株式会社、帝国通信工業株式会社 出典
2019-02
資金調達
金額は非公表。株式会社筑波銀行、筑波総研株式会社 出典
2018-12
資金調達
金額は非公表。株式会社常陽産業研究所、REVICキャピタル株式会社 出典
2018-11
資金調達
7億円。スパークス・グループ株式会社 出典

提携先・顧客

共同開発
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構等の研究を背景に、在宅睡眠脳波計測技術を開発。 出典
共同開発
株式会社マクロミル 被験者募集から睡眠試験、データ取得・解析までをオンラインで行う試験パッケージを共同開発・提供。 出典
実証
つくば市 市職員約400人を対象に在宅脳波計測を含む睡眠改善プログラムを実証。 出典
顧客
日本システム技術株式会社 健康経営施策として社員向けにInSomnografを導入。 出典
共同開発
カルビー株式会社 InSomnografを用い、食品摂取と睡眠の質などに関する共同研究を実施。 出典
共同開発
西川株式会社 伊藤忠商事の社員を対象とした睡眠改善プログラムを共同で検証。 出典
実証
伊藤忠商事株式会社 社員を対象に睡眠改善プログラムの検証を実施。 出典
共同開発
アリナミン製薬株式会社 筑波大学とともに疲労・睡眠・抗疲労成分に関する3か年共同研究を実施。 出典

特許

1 件 出典
Google Patents・J-GLOBALで会社名義として確認した脳波測定デバイスの特許ファミリー1件。ファミリー内の公報・登録番号をipに記載。網羅性を保証する件数ではない。
主な分野脳波測定デバイス、ウェアラブル電極、生体電位測定
特許第7698279号「脳波測定デバイス」 株式会社S’UIMIN / 登録 出典
特願2020-145862「脳波測定デバイス」関連の特許公報(特許第7880631号) 株式会社S’UIMIN / 登録 出典

会社の規模

従業員20名 出典
資本金1,000万円(2025-09-30時点) 出典(Gビズインフォ)
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトsuimin.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-09-30—-6,857万円1.69億円2.66億円 出典(Gビズインフォ)
2024-09-30—-1.35億円2.38億円3.15億円 出典
2023-09-30—-3.15億円2.73億円3億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
筑波大学 筑波大学発ベンチャーとして承認された。大学の発表は、脳波測定ウェアラブルデバイスとAIを用いた睡眠測定事業を紹介している。 出典

出資者(公開情報で確認できた10社)

事業会社(CVCを含む) 5独立系VC 1銀行・金融機関系 3公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:22件
法人番号:2050001043545
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