蛍光ビーズや遺伝子配列で、HLAの型を詳しく調べる

HLAなどの遺伝子多型を解析する受託検査技術。ルミネックス法やNGSを用いた高解像度タイピング、液体生検によるがん関連変異解析を提供する。

ジェノダイブファーマ株式会社 東海大学発 / 神奈川県 厚木市 / 2002年設立
技術を使った製品・サービス ゲノム解析 HLAタイピング KIRタイピング 次世代シーケンシング(NGS) ルミネックス法 PCR-SSO
実用化の段階
研究実証販売
会社はHLA、KIR、抗HLA抗体、牛伝染性リンパ腫、セルフリーDNA変異解析を医療機関・研究機関等から受託し、契約・検体送付・結果報告の手順を公開している。
6製品
5提携・顧客
6特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

HLAやKIRなどの遺伝的な違いを高い解像度で調べ、移植適合性や免疫応答、疾患・薬剤との関連を検査・研究に役立てる。採血によるがん変異検査も目指す。

どう動くか

HLAタイピングでは、蛍光ビーズと配列特異的プローブで型を判定する方法に加え、PCRで標的領域を増幅してNGSで塩基配列を読む方法を用いる。液体生検では血中セルフリーDNAをがん関連77遺伝子のプローブで捕捉し、NGSと二重鎖UMI解析で変異を調べる。会社はHLAのNGSタイピング技術をライセンス提供しており、検出性能についても高感度を主張している。

できるようになること

会社は、遺伝子多型の解析が基礎医学の知見につながり、患者の診断や治療選択を支えると説明する。移植前のHLA検査、免疫関連検査、がん関連変異の解析や研究に利用される。

技術の出自:東海大学発のゲノム解析ベンチャー。東海大学医学部に関連するHLA・ゲノム多型解析分野を起点とする。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 移植前のHLA適合性検査
  • 移植後の免疫・抗HLA抗体モニタリング
  • KIR遺伝子解析と免疫・疾患研究
  • がん関連遺伝子変異解析
  • 遺伝子多型・配列・定量解析の受託研究
  • 牛伝染性リンパ腫の感染・発症リスク検査

優位性の主張

会社の主張
自社のNGS HLAタイピング技術をライセンス提供しており、ライセンス先の試薬は世界で広く使用されていると説明している。 出典
会社の主張
日本組織適合性学会のQuality Control WorkshopでA評価を得たと説明している。 出典
会社の主張
HLAタイピングは最短1日で結果報告できると説明している。 出典

製品・サービス

販売中
HLAタイピング(ルミネックス法)

蛍光ビーズとプローブを用いてHLA型を判定する第2区域(4桁)までの受託検査。 出典

医療機関・研究機関、移植医療・遺伝子研究関係者
販売中
HLAタイピング(NGS法)

HLA遺伝子をPCR増幅してNGS解析し、第3~4区域の高解像度型を判定する受託検査。 出典

医療機関・研究機関、移植医療関係者
販売中
KIRタイピング(ルミネックス法・NGS法)

KIR遺伝子の有無や多型・アレルを解析する受託検査。 出典

医療機関・研究機関、移植医療・免疫研究関係者
販売中
抗HLA抗体検査

患者血清中の抗HLA抗体を検出し、抗体の有無や特異性を調べる受託検査。 出典

医療機関・研究機関、移植医療関係者
販売中
セルフリーDNA変異解析検査(リキッドバイオプシー)

血液中のセルフリーDNAからがん関連77遺伝子の変異をNGSで解析する。 出典

医療機関・研究機関
販売中
ウシ伝染性リンパ腫検査(BLV定量・BoLA-DRB3タイピング)

牛の血液からBLV遺伝子量やBoLA-DRB3型を調べ、感染状況や発症リスク判定に用いる検査。 出典

畜産・獣医療関係者、研究機関

これまでの歩み 新しい順

2025-05
共同開発
東京薬科大学:HLAタイピング用プローブに関する特許の共同出願人。 出典
2024-09
助成
沖縄県「バイオ関連産業事業化推進事業補助金(事業型四)採択」 出典
2024-07
助成
沖縄県「令和6年度バイオ関連産業振興支援事業「バイオ関連企業経営支援」採択」 出典
2024-06
資金調達
金額は非公表。株式会社アイロムグループ 出典
2024-02
提携
公益財団法人日本骨髄バンク:移植前指定検査機関。スワブ導入に関する研究でもHLA測定・解析施設として参加。 出典
2024-02
共同開発
北海道大学:日本骨髄バンクのスワブ導入に関する研究に参加。 出典
2019-10
融資
1,500万円。株式会社商工組合中央金庫 出典
2018-02
融資
挑戦支援資本強化特例制度による資本性ローン。2,000万円。沖縄振興開発金融公庫 出典
残りの3件を表示
2018-02
採択
沖縄振興開発金融公庫「挑戦支援資本強化特例制度による資本性ローン」 出典
2017-06
助成
新産業研究開発支援事業補助金。公益財団法人沖縄県産業振興公社 出典
2011-01
海外提携
米国:米国One Lambda社とHLAタイピングキットを共同開発し、同社による製品販売を開始。後にHLA・KIRタイピング技術の独占的ライセンス契約も締結したと会社沿革に記載。 出典

提携先・顧客

提携
米国 One Lambda社 会社はNGS HLAタイピング技術を同社にライセンス提供していると説明。 出典
提携
公益財団法人日本骨髄バンク 移植前指定検査機関。スワブ導入に関する研究でもHLA測定・解析施設として参加。 出典
共同開発
北海道大学 日本骨髄バンクのスワブ導入に関する研究に参加。 出典
共同開発
滋賀医科大学 日本骨髄バンクのスワブ導入に関する研究に参加。 出典
共同開発
東京薬科大学 HLAタイピング用プローブに関する特許の共同出願人。 出典

特許

6 件 出典
Google Patentsで社名・英語名を検索し、HLAタイピング等の代表的な公開公報・出願を6件記録した。ファミリー単位の重複排除や全出願の網羅を保証する件数ではない。
主な分野HLA遺伝子タイピング、NGS・シーケンスキャプチャー、遺伝子増幅・プライマー設計、DNAシーケンス用アダプター連結評価
共同出願人東京薬科大学、東海大学
海外出願True
JP2026054426A「キャプチャー法による多検体HLA遺伝子タイピング用プローブセット及びそれを用いたタイピング方法」 ジェノダイブファーマ株式会社、東京薬科大学 / 出願中 出典
US10494673B2「Simple method and kit for DNA typing of HLA genes by high-throughput massively parallel sequencer」 GENODIVE PHARMA Inc / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
CA2909989C「Method and kit for multiplex DNA typing of HLA gene」 GENODIVE PHARMA Inc / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
JP2008301725A「複数の多型部位を有するDNA配列の特異的増幅方法」 ジェノダイブファーマ株式会社、東海大学 / 出願中(Google Patents表示) 出典
WO2022131285A1「Method for evaluating adapter ligation efficiency in sequence of DNA sample」 GENODIVE PHARMA Inc / 国際公開。欧州出願は取下げ表示 出典
JP2019058071A「PCRを用いないキャプチャー法によるHLA遺伝子タイピング用プローブセット及びそれを用いたタイピング方法」 ジェノダイブファーマ株式会社 / 公開出願 出典

会社の規模

従業員18名 出典
資本金1.27億円(2025-03時点) 出典(Gビズインフォ)
公式サイトgenodive.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-03-31—296万円27万円3.37億円 出典(Gビズインフォ)
2024-03-31—-2,760万円-1.03億円1.7億円 出典(Gビズインフォ)
2023-03-31—1,329万円-7,509万円1.32億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
東海大学 会社沿革で「東海大学発のバイオベンチャーとして起業」と説明。 出典
共同研究
東海大学 NEDOの研究開発成果報告に、同社の研究開発実施体制と東海大学医学部研究室との共同研究が記載されている。

出資者(公開情報で確認できた1社)

株式会社アイロムグループ
事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:2020001057036
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