標的のマイクロRNAを捕まえる核酸で、肝線維症などの薬を目指す
標的マイクロRNA(miRNA)の働きを抑える「TuD/S-TuD」を用いた核酸医薬技術。肝線維症などの治療薬候補を開発している。
研究発の技術 miRNA阻害 核酸医薬 TuD RNA S-TuD 脂質ナノ粒子 ドラッグデリバリーシステム
実用化の段階
研究実証販売
千葉県産業振興センターの報告にLNPの細胞試験とマウスモデルでの評価が記載され、千葉大学資料でも核酸医薬への応用研究が続いているが、製品販売や承認は確認できない。
2製品
2提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
複数の遺伝子が関与する疾患では、単一の標的を狙う従来薬だけでは制御が難しい場合がある。異常に働くmiRNAを抑え、遺伝子制御の乱れを整える治療法を目指す。
どう動くか
TuD RNAは、標的miRNAが結合する配列を二つ持つ独特の二次構造で、細胞内の標的miRNAを捕捉して働きを抑える。S-TuDはその構造を模した合成修飾核酸で、核酸医薬への応用を目指す。千葉大学との研究では、S-TuDを脂質ナノ粒子(LNP)に封入して標的組織へ届ける方法も検討している。会社は、特定のmiRNAを長期かつ強力に阻害できると説明している。
できるようになること
会社は、がんや炎症性疾患などに対する新たな治療薬の開発を目指している。千葉大学との研究では、LNPによる標的組織への送達を進め、核酸医薬としての応用を検討している。
技術の出自:東京大学および千葉大学のmiRNA研究。千葉大学真菌医学研究センター「RNA制御治療学共同研究部門」「RNA制御プロジェクト」 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 肝線維症
- がん
- 炎症性疾患
- 免疫・過剰免疫疾患
- 神経変性疾患
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
国立大学法人千葉大学 共同研究部門でSuper-S-TuDの核酸医薬応用とLNP送達を研究。 出典
特許
主な分野miRNA阻害、修飾核酸・核酸医薬、miR-200ファミリー阻害による腫瘍抑制
共同出願人GeneDesign株式会社
海外出願True
WO2010047216A1「microRNAの機能阻害法」 東京大学 / PCT出願はCeasedと表示。各国の権利状況は個別確認が必要。 出典
WO2017047097A1「STRUCTURALLY-ENHANCED miRNA INHIBITOR S-TUD」 東京大学、GeneDesign株式会社 / PCT出願はCeased。対応する日本・米国・欧州の特許はGoogle Patentsで有効と表示。 出典
WO2017057312A1「miR-200ファミリー阻害により腫瘍を抑制する方法」 国立大学法人千葉大学 / 対応する日本・米国・中国の出願を確認。個別の最新権利状態は各国公報で要確認。 出典