撮影画像から形や表示を読み取り、製品検査や設備監視を自動化する

画像処理を中心に、撮影画像から形状・色・計器表示・土壌成分などを測定し、検査や監視を自動化するシステムを開発する。

有限会社イグノス 岩手大学・岩手県立大学発 / 岩手県 北上市 / 2004年設立
研究発の技術 画像処理 マシンビジョン 赤外線画像処理 3次元計測 設備監視 IoT
実用化の段階
研究実証販売
公的資料に鍛造品検査装置の売上実績とスキャナライザーの販売・100台超の導入見込みが記載され、WarpImageCameraSystemも展示会出展者情報で提供製品として掲載されている。
6製品
6提携・顧客
27特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

製造品の抜き取り検査や設備表示の目視確認、土壌分析に伴う手間・時間・費用を減らし、画像による自動測定や状態把握を可能にする。

どう動くか

用途に応じたカメラやスキャナーで対象を撮影し、画像処理で特徴を抽出して測定・判定する。公的資料では、赤熱した鍛造品の赤外線画像による形状検査、3次元計測データと登録済みテンプレートとの差分処理、設備パネルの表示値読み取り、スキャナー画像による土壌中の炭素・窒素測定が確認できる。特定用途の仕組みと性能は各製品・共同研究ごとに異なる。

できるようになること

公的資料では、鍛造品の全数検査、従来比で最大2倍の選別速度や検査時間の短縮、設備状態の詳細な記録、簡易な土壌分析への活用が報告されている。導入効果の数値は対象プロジェクトの条件に基づく。

技術の出自:地域大学等との共同研究を背景に創業。確認できた関連プロジェクトは、岩手県立大学との「熱間鍛造向けインライン赤外線画像処理検査装置の開発」、岩手県農業研究センター等との「デジタル土壌養分分析システムの開発」、岩手県工業技術センターとの「IoTと画像処理を組み合わせた装置監視システムの開発」。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 製造品の外観・寸法検査
  • 熱間・冷間鍛造品の全数検査
  • 工場設備の稼働状況・計器表示の監視
  • 土壌中の炭素・窒素の簡易測定
  • LED輝度検査
  • 画像処理機器・ソフトウェアの受託開発

優位性の主張

会社の主張
熱間鍛造検査システムは、成形直後の高温品から出る赤外線で形状を認識し、3次元データの変換・差分処理を行う。公表資料ではデータ容量が従来比16倍、測定から差分処理まで約1秒と報告されている。 出典
会社の主張
WarpImageCameraSystemは、設備の制御パネルに配線を接続せず、カメラ画像を無線で集め、画像処理で表示情報をデータ化できると紹介されている。
第三者の評価
デジタルスキャナライザーは、大型装置や特別な施設を使わず、土壌分析を従来の10分の1の時間・費用にすることが期待されるとJST資料に記載されている。 出典

製品・サービス

販売中
WarpImageCameraSystem

設備パネルをカメラで撮影し、無線でPCに集約。画像処理で表示値等をデータ化して設備監視に使う。

製造業の工場・生産現場
販売中
デジタルスキャナライザー(簡易土壌分析システム)

スキャナーで土壌画像を読み取り、土壌中の炭素・窒素を簡易測定する。 出典

農業研究機関、農業普及機関、農業者
販売中
IP-View(IP-VIEW)

ラインセンサ等で高密度・大容量の画像を撮影する画像処理システム/開発キット。 出典

画像処理機器メーカー、研究機関
販売中
熱間・冷間鍛造品向け画像処理検査装置

赤外線画像や3次元計測を用い、鍛造品の形状を全数または抜き取り検査する。 出典

鉄鋼・材料、産業機械・工作機械等の製造事業者
販売中
画像処理システム・ソフトウェアの受託開発およびコンサルティング

顧客の検査・測定・監視課題に応じて画像処理システムやソフトウェアを開発する。 出典

製造業、機器メーカー、研究機関等
段階不明
スキャナライザー®、Lummie等の画像処理製品

公開資料に簡易土壌分析システム、LED輝度検査システム等の製品名が掲載されている。 出典

農業・製造業等。個別製品の顧客情報は限定的

これまでの歩み 新しい順

2022-07
共同開発
秋田大学:物体の色推定方法に関する特許の共同出願人。 出典
2013-01
提携
独立行政法人国際協力機構:JICA派遣によるスキャナライザーの現地適合調整・操作指導に関与。 出典
2009-01
助成
中小企業庁「戦略的基盤技術高度化支援事業「熱間鍛造向けインライン赤外線画像処理検査装置の開発」」 出典
2008-01
助成
科学技術振興機構(JST)「地域ニーズ即応型「デジタル土壌養分分析システムの開発」」 出典

提携先・顧客

共同開発
公立大学法人岩手県立大学 熱間鍛造向けインライン赤外線画像処理検査装置の研究開発に参加。 出典
共同開発
岩手県農業研究センター 岩手県工業技術センター等と簡易土壌分析装置を共同開発。 出典
共同開発
地方独立行政法人岩手県工業技術センター 土壌分析装置および画像処理による設備監視システムを共同開発。 出典
提携
独立行政法人国際協力機構 JICA派遣によるスキャナライザーの現地適合調整・操作指導に関与。 出典
共同開発
株式会社北上オフィスプラザ 鍛造品検査装置の開発プロジェクトで主たる研究等実施機関・事業管理機関。 出典
共同開発
秋田大学 物体の色推定方法に関する特許の共同出願人。 出典

特許

27 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォの法人番号照合データで、特許出願日2013〜2022年の収録範囲における特許27件を確認。Google Patents検索で個別公報も照合したが、全期間の網羅件数ではない。
主な分野画像処理・画像検査、測定・試験、塗布状態検査、色推定・測色、点滴量・液滴測定
共同出願人秋田大学
海外出願True
JP7843485B2 検査システム、検査方法、及び検査プログラム 有限会社イグノス / 登録 出典
JP7549403B2 塗布状態検査装置、塗布装置、及び塗布状態検査方法 有限会社イグノス / 登録 出典
WO2022186301A1 塗布状態検査装置、塗布装置、及び塗布状態検査方法 有限会社イグノス / 公開 出典
JP2024011601A 色推定方法、色推定装置、及び色推定プログラム 有限会社イグノス / 出願中 出典
WO2016114264A1 滴下量測定装置、滴下量制御器、点滴装置、及び液滴体積測定装置 有限会社イグノス / 公開 出典

会社の規模

従業員7名(2020-08-01時点) 出典
資本金700万円(2019年掲載情報時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー

大学との関係

大学の認定
岩手大学 岩手大学発ベンチャーとして認定された企業の一覧に掲載。 出典
共同研究
岩手県立大学 「工業製品自動検査システムの高信頼化に関する研究」で共同研究を実施。 出典
共同研究
岩手大学 高度画像処理システムの研究開発で共同研究を行い、ラインセンサーカメラシステム開発キット「IP-View」を製品化したと文科省資料に記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:18件
法人番号:1400002010063
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