Nrf2を活性化する薬候補で、アルポート症候群の治療薬を開発

腎疾患治療を目指す低分子薬候補UD-051(GALTS開発コードGP-051)。Nrf2とKeap1の結合を妨げ、Nrf2を活性化する。

株式会社GALTS Pharma 熊本県 熊本市 / 2023年設立
研究発の技術 創薬 低分子医薬品 Nrf2 Keap1 タンパク質間相互作用阻害 腎疾患
実用化の段階
研究実証販売
公開情報ではモデルマウスでの研究成果と治験準備段階まで確認でき、会社はGLP非臨床試験を進めて治験準備中と発表しています。
1製品
3提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

アルポート症候群では有効な治療薬がなく、対症療法が中心です。腎機能低下や腎不全への進行を抑える治療法を目指しています。

どう動くか

通常、Keap1はNrf2と結合して分解を促します。UD-051は両者のタンパク質間相互作用をナノモル濃度で阻害し、細胞保護に関わるNrf2を活性化します。UBEと熊本大学の共同研究では、アルポート症候群モデルマウスで腎保護作用が示され、UBEは高い経口吸収率も報告しています。ヒトでの有効性・安全性は未確認です。

できるようになること

開発に成功すれば、アルポート症候群や一部の腎疾患で、腎機能低下を抑える新たな治療選択肢となる可能性があります。会社は一般の慢性腎臓病や難聴への展開も視野に入れていますが、現時点では非臨床段階です。

技術の出自:熊本大学大学院生命科学研究部(薬学系)・分子薬物学分野を起点とする創薬研究。UD-051はUBEと熊本大学の共同研究で有用性が見いだされ、UBEの医薬研究所で合成された。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • アルポート症候群
  • 慢性腎臓病
  • 腎疾患
  • 難聴(将来的な適用可能性として会社が言及)

優位性の主張

会社の主張
UD-051はナノモル濃度でNrf2とKeap1の相互作用を阻害し、高い経口吸収率を示すとUBEが発表している。 出典
大学の発表
アルポート症候群モデルマウスで腎保護作用が報告され、ロサルタンとの併用で腎疾患の進行を改善したと研究論文が報告している。動物試験の結果であり、ヒトでの効果を示すものではない。 出典

製品・サービス

研究段階
GP-051(UD-051)

Nrf2活性化を狙う低分子薬候補。アルポート症候群などの腎疾患治療を目指す。 出典

これまでの歩み 新しい順

2025-07
海外提携
UBEとの契約により、UD-051の将来の開発・製造・販売に関する独占的な全世界の権利を取得。 出典
2025-07
助成
令和7年度熊本市新製品・新技術研究開発助成事業 出典
2025-07
受賞
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム「第10回熊本テックプラングランプリ 最優秀賞・リアルテックファンド賞」 出典
2025-07
提携
UBE株式会社:UD-051の開発・製造・販売に関する全世界独占ライセンスをGALTSが取得。 出典
2025-04
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「令和7年度 難治性疾患実用化研究事業「アルポート症候群腎症進展抑制薬の研究開発」(医薬品ステップ1)」 出典
2025-04
提携
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED):アルポート症候群治療薬の治験準備事業に、GALTSが研究開発連携企業として参画。 出典

提携先・顧客

提携
UBE株式会社 UD-051の開発・製造・販売に関する全世界独占ライセンスをGALTSが取得。 出典
共同開発
熊本大学 UBEとの共同研究でUD-051の有用性を検討。関連研究はモデルマウスで評価。 出典
提携
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) アルポート症候群治療薬の治験準備事業に、GALTSが研究開発連携企業として参画。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで出願人名GALTS Pharmaおよび株式会社GALTS Pharmaを検索し、確認できた公開出願1件。検索範囲内の件数。
主な分野慢性腎臓病治療薬、治療薬スクリーニング
共同出願人UBE株式会社
海外出願True
WO2025192605A1 — 慢性腎臓病の治療薬、及び慢性腎臓病の治療薬のスクリーニング法 株式会社GALTS Pharma、UBE株式会社 / 出願中(Google Patents表示) 出典

会社の規模

資本金500万円(2025年度時点)
大学との関係関連ベンチャー
公式サイトgaltspharma.com

大学との関係

大学の認定
熊本大学 「熊本大学発ベンチャー企業」の称号が付与された。 出典
大学の施設
熊本大学 公式サイトの所在地は熊本大学薬学部内の産業イノベーションラボラトリー2階。 出典
共同研究
熊本大学 UD-051はUBEと熊本大学の共同研究で治療可能性が見いだされた化合物で、GALTS PharmaはGP-051として開発パートナーに参加。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:1330001031200
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