DNAや成分を調べ、食品の品種や原材料を確かめる

食品・農産物のDNA検査を軸に、PCR・次世代シーケンサーや機器分析で品種、原材料、生物種、食品表示などを調べる検査技術。

ビジョンバイオ株式会社 福岡県 久留米市 / 1997年設立
技術を使った製品・サービス 食品DNA検査 PCR 次世代シーケンサー(NGS) 食品表示確認 DNA品種判別 安定同位体比分析
実用化の段階
研究実証販売
検査受託と複数の検査キットを販売中として公式サイトに掲載し、価格や発注方法、検査実績も公表している。
5製品
5提携・顧客
4特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

食品や原料の品種・生物種・表示、残留物、混入異物などを検査し、表示違反や偽装、食品安全上の懸念、異物混入原因の調査に役立てる。

どう動くか

PCRでは、試料から抽出したDNAの特定領域を増幅し、品種や生物種に対応する配列・バンドパターンを確認する。NGSでは試料中の多数のDNA配列を同時に読んで生物種を同定する。米の産地判別特許では、米から抽出・メチルエステル化した脂肪酸誘導体の水素安定同位体比を質量分析し、産地別の基準データと照合する。

できるようになること

同社は、表示確認や食品安全、異物混入対応に検査結果を提供し、米品種判別キットなどによる自主検査も可能にすると説明。食品の品質管理やブランド保護、原因究明を支援する。

技術の出自:会社の自社開発・検査ノウハウ。新潟県コシヒカリBL判別キットは農研機構 食品総合研究所および新潟県の特許技術をベースに技術調整したと説明。特定の大学・学部・研究プロジェクトは確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 米・小麦・大麦・大豆などの品種判別、異品種混入確認
  • 食品・加工品の原材料表示や魚介類・畜肉種の確認
  • アレルゲン、残留農薬、食品安全関連の分析
  • 食品や製造現場の異物同定・原因調査
  • 食品・原料のDNA同定、輸出品の表示確認

優位性の主張

会社の主張
米品種判別検査は677品種のデータベースによる相互識別に対応すると会社が説明。2026年6月には436品種版も案内。 出典
会社の主張
新潟県コシヒカリBL判別マーカーセットは、BL1・2・3・4・11・13号を相互識別でき、BL2号とBL11号も識別可能と会社が説明。 出典
会社の主張
NGSによるDNA解析で、微生物・植物・動物など31万種以上を対象に生物種同定を行うと会社が説明。 出典

製品・サービス

販売中
食品・原料の受託検査サービス

DNA検査、アレルゲン、残留農薬等の分析、異物同定などを検体ごとに受託。 出典

食品メーカー、流通・小売、農協、生産者、行政機関など
販売中
お米鑑定団® ver.4 ほか米品種判別キット

PCRで米の品種判別や異品種混入を自主検査するキット。 出典

米穀事業者、食品関連事業者、検査機関など
販売中
新潟県コシヒカリBL判別マーカーセット

米粒から抽出したDNAをPCRで増幅し、電気泳動のバンドパターンでBL系統を判別する。 出典

米穀事業者、検査機関など
販売中
異物鑑定団®

食品等の異物を試薬の反応で大まかに分類する簡易スクリーニングキット。 出典

食品メーカー、品質管理担当者、検査機関など
販売中
食物アレルギー簡易検査キット

イムノクロマト法で食物アレルギー関連物質を簡易検査するキット。 出典

食品事業者、教育機関など

これまでの歩み 新しい順

2018-03
規制・認証
農林水産省へのカルタヘナ法上の登録検査機関登録(会社サイトに登録実績を掲載。現時点の登録状況は掲載情報から確認できず。) 出典
2016-01
顧客
消費者庁:魚介類加工食品のDNA分析による種判別の受託実績を公表。 出典
2013-01
顧客
国土交通省 航空局:航空機に衝突した鳥の種特定・バードストライク調査の受託実績を公表。 出典
2011-01
規制・認証
ISO/IEC 17025試験所認定(遺伝子組換え食品検査・大豆定性試験、認定番号RTL03210)(会社サイトに2011年取得と掲載。現時点の有効期間は掲載情報から確認できず。) 出典

提携先・顧客

顧客
農林水産省 米DNA分析、牛肉トレーサビリティ、遺伝子組換え植物調査などの受託実績を公表。 出典
顧客
国土交通省 航空局 航空機に衝突した鳥の種特定・バードストライク調査の受託実績を公表。 出典
顧客
消費者庁 魚介類加工食品のDNA分析による種判別の受託実績を公表。 出典
提携
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(食品総合研究所) 米品種判別キットの基礎となる特許技術をライセンス利用。 出典
提携
新潟県 米品種判別キットの基礎となる特許技術をライセンス利用。 出典

特許

4 件 出典
公式会社案内掲載の2登録特許に、Google Patentsで出願人名を検索して確認した会社名義の2出願を追加した確認範囲の件数。網羅的件数ではない。
主な分野食品DNA検査・アレルゲン検出、米品種・産地判別、バイオマス由来判別、製品流通過程のDNA標識検査
特許第5466428号/JP5466428B2「バイオマス試料の由来判別方法」 ビジョンバイオ株式会社 / 登録(Google Patents表示はActive) 出典
特許第5663654号/JP5663654B2「コメの産地判別方法」 ビジョンバイオ株式会社 / 登録(Google Patents表示はActive) 出典
JP5611510B2「アレルギー物質の検出方法、プライマー及び検出キット」 VISIONBIO CORP / 登録後、Google Patents表示は年金不納による失効 出典
JP2013050941A「製品検査方法」 VISIONBIO CORP / 出願公開、Google Patents表示は審査係属中 出典

会社の規模

従業員12名 出典
資本金1,000万円 出典
公式サイトvisionbio.co.jp

大学との関係

共同研究
不明 採用ページの代表メッセージによると、創業時に大学と環境ホルモンの生物学的影響を検出する技術について共同研究を実施。大学名と実施時期の詳細は記載なし。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:13件
法人番号:1290001050378
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