地形や建物の3Dデータから、風の流れを地図上に示す

GIS上の地形・建物・BIMの3Dデータを使い、屋外や建物周辺の風の流れを解析・可視化するCFDソフトウェア。

株式会社環境GIS研究所 九州大学発 / 福岡県 福岡市東区 / 2002年設立
研究発の技術 GIS CFD LES 風況シミュレーション ArcGIS Proアドイン 3D地形・建物データ
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトがAirflow Analystの開発・販売と評価版の提供を案内し、ESRIジャパンも販売パートナーとして掲載している。
2製品
3提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

風は都市・建築や複雑地形で流れが変わり、経験だけでは定量評価しにくい。従来のCFDは解析手順や専門知識の負担が大きく、計画実務で使いにくい。

どう動くか

ArcGIS上で動作し、地形や建物のGISデータを解析モデルへ取り込んで風の流れを計算し、地図上に表示する。経済産業省のベンチャー資料は、複雑な風の解析にLESモデルを採用し、汎用PCで短時間に計算できると説明している。流体解析の知識が少ない計画担当者も、風の条件を比較できる設計としている。

できるようになること

都市計画や建築設計で風通し・換気・ビル風を事前に評価できる。風力発電では地形による乱流の把握や適地選定を支援し、風車故障の予防や事業収益性向上につながる可能性が、大学・公的機関・提供各社の事例で示されている。

技術の出自:九州大学 応用力学研究所の数値風況予測研究(RIAM-COMPACT)を背景とし、環境GIS研究所がGIS連携ソフトウェアAirflow Analystを開発。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 風力発電の適地選定・風況評価
  • 地形乱流の診断と風車の運転・故障リスク評価
  • 都市の風環境・ビル風の解析
  • スタジアム・駅などの自然換気評価
  • 建物内部の空調・換気解析
  • 火災・ガス拡散などの環境評価

優位性の主張

会社の主張
ArcGIS上で動作し、GISの地形・3D建物データやBIMをそのまま活用できる「世界初のCFDツール」と紹介されている。 出典
会社の主張
風解析に特化したLESモデルを採用し、汎用PCで短時間に計算でき、流体力学の知識が少ない実務者も使えると説明されている。 出典
第三者の評価
GISデータとドローン測量による空間解像度1mの地形モデルを用いた風況解析で、実測データの解析結果との定量的一致が得られたと事例紹介されている。 出典

製品・サービス

販売中
Airflow Analyst

ArcGIS Pro上で動作する風況シミュレーション用アドイン。GIS・BIMの3Dデータから屋外の風を解析する。

都市・建築計画、風力発電、環境評価に携わる企業・自治体・研究機関
販売中
風況受託解析・計画支援

風力発電適地選定、都市風況、建物内部の空調・換気などのGISを用いた解析サービス。

風力発電事業者、都市・建築計画関係者、企業・自治体

これまでの歩み 新しい順

2020-04
共同開発
九州大学:応用力学研究所とGIS連携風況解析や都市・建築の換気評価を共同研究。
2010-10
受賞
財団法人九州先端科学技術研究所「平成22年度 九州先端科学技術研究開発表彰 IT企業大賞」 出典

提携先・顧客

共同開発
九州大学 応用力学研究所とGIS連携風況解析や都市・建築の換気評価を共同研究。
販売提携
ESRIジャパン株式会社 ArcGIS製品の販売元・販売パートナーとして掲載。 出典
共同開発
西日本技術開発株式会社 九州大学とともにドローン測量を組み合わせた風況診断事例に協力。 出典

特許

特許公報について会社名・英語名を検索し、gBizINFOの特許庁情報で確認した範囲。特許0件。実用新案の公的ベンチャー資料への言及と商標登録は別途確認。
主な分野GIS・CFD風況解析、ソフトウェア商標
共同出願人有限会社ウェザー・アンド・シー・テクニカル、株式会社気象工学研究所、西日本技術開発株式会社
登録商標「AIRFLOW ANALYST」第5183534号 株式会社環境GIS研究所 / 登録 出典
登録商標「WANOP」第6624027号 有限会社ウェザー・アンド・シー・テクニカル、株式会社気象工学研究所、株式会社環境GIS研究所、西日本技術開発株式会社 / 登録 出典

会社の規模

従業員2名(2026-10-02時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金850万円
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトairflowanalyst.com

大学との関係

共同研究
九州大学 九州大学と同社が、都市・建築スケールを統合した風況予測・評価システムの開発と精度検証を共同研究。研究期間は2020年4月から2022年3月。
共同研究
九州大学 九州大学応用力学研究所と同社が、GISとRIAM-COMPACTを連携した風環境評価システムを共同研究開発。研究期間は2009年4月から2014年3月。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:1290001032178
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