iPS細胞の作製や評価を受託し、創薬・再生医療の研究を支える

iPS細胞などの幹細胞技術を軸に、細胞の作製・評価、試験受託、開発・事業化、研修、薬事支援を提供するライフサイエンス支援技術。

株式会社iPSポータル 京都大学発 / 京都府 京都市上京区 / 2014年設立
研究発の技術 iPS細胞 幹細胞 再生医療 細胞培養 疾患モデル 細胞評価
実用化の段階
研究実証販売
研究支援・試験受託・研修等を提供中で、島津製作所との共同開発装置は発売済み。個人向けBRRも2026年4月開始と公表されている。
7製品
5提携・顧客
2特許
22出資者

しくみ

解こうとしている課題

iPS細胞を使う研究や製品開発では、細胞の入手・培養・評価に専門技術が必要で、試験から事業化・薬事対応までを進める負担が大きい。同社はこれらを支援し、創薬や再生医療の開発を後押しする。

どう動くか

疾患や健常者由来の細胞からiPS細胞を樹立し、分化誘導や被験物質の評価に用いる。細胞の状態を画像解析する技術やゲノム編集技術も受託サービスに活用する。島津製作所との共同出願技術では、ホログラムから細胞の位相画像を作り、細胞を傷つけずに未分化状態から外れた細胞を判定する。

できるようになること

企業や研究機関が細胞作製・試験・開発支援を利用できれば、iPS細胞を活用する創薬や再生医療の研究を進めやすくなる。個人向け細胞保管サービスは、将来の自家細胞治療に備える基盤を目指すと会社が説明している。

技術の出自:京都大学のiPS細胞研究・再生医療分野を背景とする事業。CRISPR-Cas3関連技術は東京大学医科学研究所および大阪大学微生物病研究所の研究成果を基に開発されたと会社が説明。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 創薬研究・候補物質の薬効評価
  • 疾患iPS細胞を用いた疾患モデル・スクリーニング
  • 再生医療・細胞治療の研究開発と薬事支援
  • 化粧品・機能性食品素材の評価
  • 細胞培養機器・分析機器・試薬の評価と開発
  • 個人由来iPS細胞の製造・保管

優位性の主張

会社の主張
試験受託と事業支援を連携し、試験案の提案からデータ取得、研究開発・製品化まで伴走すると説明している。 出典
会社の主張
研究支援として、iPS細胞樹立、分化誘導法の構築、被験物質評価、スクリーニング、バイオインフォマティクス解析を提供すると説明している。 出典
会社の主張
CRISPR-Cas3は長いガイド配列により特異性が高く、オフターゲット変異が少ないと説明している。性能・安全性に関する評価値は確認できなかった。 出典
第三者の評価
島津製作所は、iPSポータルとの共同開発製品が細胞除去作業の自動化や細胞培養の効率化に寄与すると紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
Bio-Resource Reserve(BRR)自家iPS細胞製造・保管サービス

個人由来の体細胞からiPS細胞を製造し、将来の治療利用に備えて長期保管するサービス。 出典

自家iPS細胞の保管を希望する個人。製造受託の利用先として再生医療関連事業者。
販売中
研究支援・試験受託サービス

iPS細胞樹立、疾患iPS細胞提供、分化誘導、被験物質評価、スクリーニング、データ解析を受託。 出典

製薬、創薬、再生医療、化粧品、機能性食品の企業・研究機関。
販売中
開発支援サービス

アプリケーション・PoCデータ取得、研究者ヒアリング、共同研究提案、学会発表などを支援。 出典

ライフサイエンス関連技術・製品を開発する企業、大学・研究機関。
販売中
研修サービス

iPS細胞の基礎講座、培養体験・技術研修、創薬・再生医療に関するオンライン研修。 出典

研究者、営業・事業開発担当者、経営層など。
販売中
事業支援サービス

ライフサイエンス分野への参入、技術評価、新規事業立案、研究開発・サービスの事業化を支援。 出典

ライフサイエンス分野への参入・事業化を検討する企業。
販売中
再生医療関連サービス

再生医療・細胞治療の技術導入、技術開発、薬事・承認申請を支援。 出典

再生医療・細胞治療の開発企業、研究機関。
販売中
CELL PICKER(島津製作所との共同開発)

iPS細胞培養時に生じる不要な細胞の除去作業を自動化する細胞培養支援装置。 出典

細胞培養を行う研究機関・企業。

これまでの歩み 新しい順

2026-09
助成
令和8年度 創薬クラスターキャンパス整備事業 出典
2026-03
提携
帝人リジェネット株式会社:BRR向け自家iPS細胞の製造に関する委受託契約を締結。 出典
2026-03
規制・認証
BRRの製造・品質管理(会社発表では臨床利用を想定した品質水準・管理体制で製造・保管する方針。医薬品等としての製造販売承認を取得したとの情報は確認できず。) 出典
2026-02
資金調達
金額は非公表。株式会社エクセディ 出典
2025-12
資金調達
金額は非公表。株式会社NTTデータ 出典
2025-04
助成
厚生労働省「令和7年度(令和6年度からの繰越分)創薬クラスターキャンパス整備事業「百万遍iPS創薬クロスロード」」 出典
2018-11
資金調達
金額は非公表。株式会社NTTデータ、香川証券株式会社 出典
2018-03
共同開発
島津製作所:CELL PICKERなど細胞関連機器を共同開発し、製品を発売。 出典
残りの4件を表示
2017-04
提携
株式会社テクノプロ・R&D社:iPS細胞関連サービスの提供先開拓・拡大などを目的に業務提携。 出典
2016-02
共同開発
広島大学:神経疾患患者由来の疾患iPSパネル構築に向け共同研究。 出典
2016-02
規制・認証
国家戦略特別区域血液由来特定研究用具製造事業の特定認定(2016年に厚生労働大臣の特定認定を取得。患者血液由来iPS細胞を研究用具として製造・提供できる事業認定。) 出典
2015-03
資金調達
14.2億円。株式会社島津製作所、シスメックス株式会社、株式会社SCREENホールディングス、株式会社堀場製作所 出典

提携先・顧客

共同開発
島津製作所 CELL PICKERなど細胞関連機器を共同開発し、製品を発売。 出典
提携
株式会社テクノプロ・R&D社 iPS細胞関連サービスの提供先開拓・拡大などを目的に業務提携。 出典
共同開発
広島大学 神経疾患患者由来の疾患iPSパネル構築に向け共同研究。 出典
提携
C4U株式会社 CRISPR-Cas3を用いたゲノム編集受託サービスに向け特許実施許諾契約。 出典
提携
帝人リジェネット株式会社 BRR向け自家iPS細胞の製造に関する委受託契約を締結。 出典

特許

2 件 出典
Gビズインフォの法人番号ページは特許2件と表示。Google Patentsの出願人検索では、島津製作所との共同出願による細胞解析の1ファミリー(JP、US、CN、WO記録)を確認。件数は法人情報の表示件数とファミリー検索結果を区別して記載。
主な分野デジタルホログラフィによる細胞解析、iPS・ES細胞の未分化状態判定
海外出願True
WO2018158901A1/細胞解析方法および細胞解析システム(日本:JP6873390B2、米国:US11609537B2、中国:CN110392732B) 株式会社iPSポータル、株式会社島津製作所 / 日本・米国・中国で登録記録を確認。WO公開出願はGoogle Patents上でCeased表示。 出典

会社の規模

従業員20名 出典
資本金12.42億円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトipsportal.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-12-31—-2.02億円9.3億円9.67億円 出典
2024-12-31—-1.89億円7.33億円7.67億円 出典
2023-12-31—-1.79億円9.22億円9.68億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
京都大学 京都大学の100%子会社だったiPSアカデミアジャパンから事業譲渡を受け、2014年に設立された経緯が公表されている。 出典
大学との関係
京都大学iPS細胞研究財団 自家iPS細胞の品質規格・製造工程の品質管理体制について協議し、共同で情報発信する合意書を締結。財団との合意として確認でき、京都大学本体との共同研究契約とは確認できない。 出典

出資者(公開情報で確認できた22社)

事業会社(CVCを含む) 17銀行・金融機関系 2大学系(大学VC・大学) 1公的機関・財団 2

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:23件
法人番号:1130001053628
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