非接触の高精細撮影と画像解析で、文化財を3Dデータにする
文化財・美術品向けの非接触型高精細スキャナと、撮影画像からの三次元復元技術。スキャナ販売からデジタル展示・配信まで手掛ける。
株式会社サビア 滋賀県 大津市 / 2007年設立
研究発の技術 高精細スキャニング 非接触撮影 文化財デジタルアーカイブ フォトグラメトリ 三次元形状計測 VR・デジタルミュージアム
実用化の段階
研究実証販売
会社はスキャナ販売・受託サービスと多数の文化財デジタル化実績を公表し、導入先によるスキャナ購入・業務利用も確認できる。
4製品
7提携・顧客
0特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
壊れやすい文化財や大型資料に触れずに高精細データを作り、保存・調査・展示などに使えるようにする。自動車計測では、車体形状を高精度かつ短時間で3Dデータ化する。
どう動くか
対象物に触れずに撮影する大型スキャナで平面作品や凹凸のある資料を高精細に記録し、用途に応じて照明や赤外線撮影などを使い分ける。3Dでは複数カメラで撮影した画像から対応点を抽出し、三次元形状を復元する。中小企業庁の成果報告では、自動車全体の撮影に約1時間、汎用計算機での3D復元に約1日とされる(報告書記載の条件)。
できるようになること
文化財や美術品のデジタル保存、オンライン展示、複製制作や研究利用を支援する。自治体の文化財をデジタルコンテンツとして公開・活用できることや、自動車の形状計測を短時間化できることを、会社および公的機関が説明している。
技術の出自:京都大学 工学研究科の先端イメージング技術に関する研究成果を基盤とする。自動車用3D計測の公的研究開発では、京都大学(平成29年度のみ)、理化学研究所、京都高度技術研究所が研究体制に参加。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 文化財・美術品の高精細デジタルアーカイブ
- 美術館・博物館のオンライン展示、VR・3Dコンテンツ
- 複製画・レプリカ制作、デジタル印刷
- 自治体所蔵文化財の公開・活用
- 自動車のフルボディー三次元形状計測
優位性の主張
製品・サービス
販売中
Sabia Art Scanner(Sabia Art Scanner New Hokusai、LIAM-S等)
文化財・美術品などを非接触で撮影する高精細スキャナ。スキャナ販売と撮影サービスを提供。 出典
美術館・博物館、図書館、文化財関係機関、印刷・アーカイブ事業者
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
リンテックサインシステム株式会社 高精細スキャンと印刷技術を組み合わせ、スキャンサービス「Sabia Tokyo」を共同展開。 出典
顧客
株式会社日光プロセス サビア製アートスキャナーを導入し、印刷物やアーカイブ、精密部品の撮影に活用。 出典
顧客
九州国立博物館 高精細スキャナー「Niji-H」「Niji-S」を納品したと会社が公表。 出典
顧客
宮内庁京都事務所 京都御所・桂離宮の障壁画デジタルアーカイブ業務を受注。 出典
共同開発
国立研究開発法人理化学研究所 自動車用フルボディー3D形状計測技術の公的研究開発に参画。 出典
共同開発
公益財団法人京都高度技術研究所 自動車用フルボディー3D形状計測技術の研究開発を管理。 出典
共同開発
国立大学法人京都大学 自動車用3D計測の公的研究開発に平成29年度のみ参画。スキャナ技術の研究成果の出自としても紹介。 出典
特許
公開情報では確認できていない。
大学との関係
大学との関係
京都大学 公式沿革に、京都大学所蔵の建築図面スキャンプロジェクト(2009年)と京都大学総合博物館の絵図スキャン・デジタルコンテンツ制作(2010年)を記載。ライセンスや大学発ベンチャー認定等は確認できず。 出典
出資者(公開情報で確認できた1社)
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。