磁力で羽根車を浮かせる血液ポンプで、中期の心臓補助を目指す
磁気浮上式の遠心血液ポンプを用いた、体外設置型の中期間向け補助人工心臓「MT-Mag」。
メドテックハート株式会社 千葉県 千葉市 / 2011年設立
研究発の技術 医療機器 補助人工心臓 体外式血液ポンプ 磁気浮上 遠心ポンプ 心肺補助
買収・子会社化 帝人は2018年に発行済株式の93.8%を取得し、同社を帝人メドテックハート株式会社として発足させたと発表している。
実用化の段階
研究実証販売
帝人の公表資料はMT-Magを研究開発中とし、欧州・日本で将来の承認取得と販売開始を目指すとしている。
2製品
4提携・顧客
1特許
2出資者
しくみ
解こうとしている課題
短期間の補助循環と長期間の植込み型補助人工心臓の間にある、1週間から1か月程度の循環補助ニーズに対応する装置が不足していた。
どう動くか
磁力でポンプ内の羽根車(インペラ)を浮かせ、遠心力で血液を送る。軸受やポンプ壁との接触を抑え、摩耗や血液損傷、血栓形成を減らすことを狙う。使い捨て式の体外ポンプとして、1週間から約1か月の循環補助を目標に開発された。
できるようになること
実用化すれば、急性心不全患者の中期的な循環補助や次の治療への橋渡しに使える可能性がある。帝人は、重症心不全患者の治療選択肢とQOLの向上を期待すると説明している。
技術の出自:東京医科歯科大学 生体材料工学研究所と東京工業大学の共同研究。「ディスポ式、磁気浮上遠心血液ポンプの研究開発」(JST大学発ベンチャー創出推進)。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 重症心不全の中期循環補助
- 急性心筋梗塞などの救急治療における次の治療手段への橋渡し
- 人工肺と組み合わせた心肺補助
- 小児・新生児向け補助循環(開発・応用構想)
- 透析治療への応用(研究構想)
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
1 件 出典
Google Patents、gBizINFO、J-GLOBALを出願人名と法人番号で確認。同一発明のJP・WO・US・EPを1ファミリーとして数えた確認範囲での件数。gBizINFO掲載は特許0件。
主な分野血液ポンプ、磁気浮上・磁気軸受、遠心式補助人工心臓
海外出願True
JP5932375B2「血液ポンプ」/出願 JP2012022626A、公開 JP2013160136A。対応する国際出願 WO2013118419A1、米国・欧州出願を確認。 メドテックハート株式会社(MEDTECH HEART INC.) / 日本登録後、Google Patents表示では年金不納による失効。海外各国での現状は個別確認が必要。 出典
大学との関係
大学の認定
東京医科歯科大学 大学発ベンチャー認定一覧に第1号として掲載。大学の研究成果をもとにしたベンチャーとして公的資料にも記載されている。 出典
大学の認定
東京工業大学 大学のベンチャー一覧にT063として掲載。エムスリーの発表も東京医科歯科大学・東京工業大学発と説明している。
出資者(公開情報で確認できた2社)
事業会社(CVCを含む) 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。