水で三次元構造をつくる脂質で、有効成分の放出と送達を目指す
水に触れると自己組織化して三次元構造をつくる非ラメラ液晶形成脂質を用い、有効成分の保持・放出や皮膚・粘膜への送達を目指す製剤技術。
研究発の技術 非ラメラ液晶 薬物送達システム 製剤技術 自己組織化脂質 徐放・放出制御 経皮・経粘膜送達
実用化の段階
研究実証販売
C17グリセリンエステルを化粧品原料として販売開始した記録があり、会社は受託開発・大学との共同研究によるライセンス事業も説明している。医薬品・医療機器用途の承認・販売は確認できない。
3製品
1提携・顧客
12特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
皮膚・粘膜から薬物が十分に吸収されないことや、有効成分の放出を制御しにくいことに対し、送達性・付着性・徐放性を備える製剤の実現を目指す。
どう動くか
会社の説明では、低粘度の脂質原料が水と接すると自己組織化し、層状ではない三次元の液晶ゲルを形成する。有効成分を内部に保持し、液晶の種類や内部構造を調整して放出を制御する考え方。C17グリセリンエステルを用いた研究では、比較対象のグリセリルモノオレエートより低粘度で、試験条件下で薬物放出や皮膚透過性が高かったと報告されている。
できるようになること
会社は、スプレー、軟膏、テープ、注入など複数の形態や投与部位に応用できる製剤基盤として説明している。実用化が進めば、化粧品原料に加えて、薬物の吸収促進や徐放を狙う医薬品・医療機器の開発に使われる可能性がある。
技術の出自:株式会社の有機合成研究と城西大学薬学部の薬物送達・製剤研究との共同研究。過去の研究拠点として東京工業大学横浜ベンチャープラザが記録されている。京都大学との本技術に関する共同研究は確認できなかった。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 化粧品原料・製剤
- 皮膚への薬物送達
- 粘膜への薬物送達
- 徐放性・デポ製剤
- 癒着防止材
- 医薬品・医療機器向け製剤研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2020-07
助成
2020年度 LIP.横浜トライアル助成金。100万円
提携先・顧客
共同開発
城西大学 薬学部との非ラメラ液晶DDS・製剤研究が論文等で確認できる。 出典
特許
12 件 出典(Gビズインフォ)
gBizINFOの法人番号紐付け特許件数を参照。Google Patentsで会社名・英語名を検索し、液晶・製剤関連の代表公報を確認した件数で、ファミリー重複の整理はしていない。
主な分野非ラメラ液晶形成脂質・製剤、薬物送達・外用剤、癒着防止材、化粧品・メラニン産生抑制
海外出願True
会社の規模
大学との関係
共同研究
城西大学 横浜市の公的資料で共同研究先として記載。研究発表・大学リポジトリにも同社と城西大学所属者による非ラメラ液晶関連の研究成果が掲載されている。