小型衛星を連携運用し、地球観測や通信の頻度を高める

小型衛星の設計・製造・運用を基盤に、地球観測、通信、測位、月面活動、深宇宙探査向けの衛星やコンステレーションを開発する技術。

株式会社アークエッジ・スペース 東京都 江東区 / 2018年設立
技術を使った製品・サービス 超小型衛星 CubeSat 衛星コンステレーション 衛星バス 衛星搭載ソフトウェア 地球観測
実用化の段階
研究実証販売
台湾宇宙機関から衛星受注の実績があり、衛星の軌道投入・運用や顧客ペイロードの軌道上実証サービスを行っている。
5製品
6提携・顧客
2特許
19出資者

しくみ

解こうとしている課題

衛星の製造・打上げコストや、単機運用では難しい観測・通信頻度の制約を下げ、より多くの利用者が衛星ビジネスや衛星データ活用に参加できるようにする。

どう動くか

10×20×30cm程度の6U衛星など、標準化・汎用化した衛星バスや搭載ソフトウェアを多様なミッションに合わせて設計・統合する。複数衛星を連携運用することで、単機より高頻度の観測・通信を目指す。会社は衛星の企画・設計、打上げ、初期運用、通常運用まで一貫支援すると説明している。

できるようになること

NEDOの紹介では、小型化により衛星の製造・打上げコストを抑え、複数衛星の連携運用で通信・地球観測の頻度を高めることを目指す。海洋状況把握、気候・環境観測、通信、測位などへの活用が想定されている。

技術の出自:東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学分野の研究室を母体とする。JSTは同大学の小型衛星研究室の知見・技術を活用し、衛星設計・開発の継続支援を受けていると説明。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 地球観測・リモートセンシング
  • 船舶向け衛星通信・海洋状況把握
  • 衛星測位・位置情報
  • IoT通信
  • 月面活動・月測位インフラ
  • 深宇宙探査
  • 衛星搭載機器・コンポーネントの軌道上実証

優位性の主張

会社の主張
小型衛星の企画・設計から量産化、打上げ、初期・通常運用まで一貫して支援すると会社が説明している。 出典
会社の主張
ONGLAISATについて、同社はキューブサットで世界最高レベルの地上分解能2.5~3.0mの撮像に成功したと発表。東京大学の発表では2.44mと記載されている。 出典
第三者の評価
NEDOは小型衛星の低コスト化と複数衛星の連携運用による高頻度の衛星通信・地球観測を同社の事業特性として紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
衛星コンステレーション開発サービス

ミッションに応じた衛星網の設計・開発、打上げ、初期運用、通常運用、事業化を一貫支援。 出典

衛星を活用した事業・サービスを検討する企業・機関
販売中
ホステッドペイロードサービス

顧客の機器を同社衛星に搭載し、軌道上実証や宇宙事業のPoCを支援。 出典

宇宙機器・コンポーネント開発者、衛星通信・地球観測事業の検討者
段階不明
衛星部品・コンポーネント

姿勢制御ユニットなど小型衛星の基幹部品を開発。 出典

衛星事業者・衛星開発機関
販売中
地上局ネットワーク

牧之原の衛星管制局と有明の運用室を接続し、遠隔で衛星運用を支援。 出典

衛星運用事業者・衛星プロジェクト
試験導入
VDES衛星・海洋状況把握

船舶向け双方向通信VDESを使った衛星・データ基盤を開発し、海洋情報の収集・共有を目指す。 出典

海運・海洋関連企業、公共機関

これまでの歩み 新しい順

2026-02
融資
30億円。株式会社みずほ銀行 出典
2026-01
海外提携
米国:LEO-PNT分野でTrustPoint Inc.と協力に関するLOIを締結。 出典
2025-08
受賞
JST・NEDO「大学発ベンチャー表彰2025 科学技術振興機構理事長賞」 出典
2025-02
資金調達
シリーズB。80億円。インキュベイトファンド株式会社、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、WiL、株式会社三菱UFJ銀行、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、SMBC日興証券株式会社 出典
2024-12
共同開発
東京大学:ONGLAISATの衛星システム・バス開発で連携。 出典
2024-12
提携
Space BD株式会社:衛星の打上げ・ISS「きぼう」からの放出支援で協力。 出典
2023-03
助成
NEDO「経済安全保障重要技術育成プログラム「船舶向け通信衛星コンステレーションによる海洋状況把握技術の開発・実証」採択」 出典(Gビズインフォ)
2023-03
共同開発
株式会社IHI:VDES衛星コンステレーションによる海洋状況把握技術を共同開発・実証。 出典
残りの9件を表示
2023-03
共同開発
LocationMind株式会社:VDES衛星の海洋情報を集約・共有する基盤を共同開発。 出典
2022-03
資金調達
シリーズA 追加クローズ。6.35億円。スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社、Pavilion Capital Pte. Ltd.、インキュベイトファンド株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社 出典
2022-01
資金調達
シリーズA ファーストクローズ。16.7億円。インキュベイトファンド株式会社、UntroD Capital Japan株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社 出典
2021-03
資金調達
シード。4億円。インキュベイトファンド株式会社、UntroD Capital Japan株式会社 出典
2020-06
顧客
Taiwan Space Agency:ONGLAISAT衛星を受注し、東京大学と共同開発。 出典
2020-06
海外顧客
台湾:台湾宇宙センターからONGLAISAT衛星を受注した旨を会社沿革で公表。 出典
2019-11
顧客
ルワンダ政府:受注したRWASAT-1が軌道投入に成功。 出典
2018-07
助成
NEDO「NEDO研究開発型ベンチャー支援(NEP)事業採択」 出典
2017-07
受賞
内閣府 S-Booster「「世界をつなぐ さざ波衛星ネットワーク」審査員特別賞」 出典

提携先・顧客

顧客
Taiwan Space Agency ONGLAISAT衛星を受注し、東京大学と共同開発。 出典
顧客
ルワンダ政府 受注したRWASAT-1が軌道投入に成功。 出典
共同開発
東京大学 ONGLAISATの衛星システム・バス開発で連携。 出典
共同開発
株式会社IHI VDES衛星コンステレーションによる海洋状況把握技術を共同開発・実証。 出典
共同開発
LocationMind株式会社 VDES衛星の海洋情報を集約・共有する基盤を共同開発。 出典
提携
Space BD株式会社 衛星の打上げ・ISS「きぼう」からの放出支援で協力。 出典

特許

2 件 出典
Google Patents等で出願人「株式会社アークエッジ・スペース/ArkEdge Space Inc.」を検索し、確認できた特許公報・ファミリーの範囲で2件。全件を保証する件数ではない。
主な分野衛星用展開アンテナ・人工衛星、衛星等で受信した信号の処理・発信源位置推定
海外出願True
JP7651224B1「アンテナ装置及び人工衛星」 株式会社アークエッジ・スペース / 登録(Google Patents表示) 出典
JP7595994B1「信号処理装置、航空機、地上局、信号処理システム、方法及びプログラム」 株式会社アークエッジ・スペース / 登録(Google Patents表示)。関連するWO・US出願あり 出典

会社の規模

従業員181名(2025-09時点) 出典
資本金107億円(2025-09時点) 出典
公式サイトarkedgespace.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-06-30—-10.96億円77.19億円92.68億円 出典(Gビズインフォ)
2023-06-30—-3.04億円19.95億円22.15億円 出典(Gビズインフォ)

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
東京大学 同社と東京大学などが参加する衛星開発・運用プロジェクトや共同研究の実績を公表。 出典
共同研究
関西大学・福井大学・名城大学 各大学とアークエッジ・スペースが超小型衛星DENDEN-01を共同開発。 出典
大学との関係
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 大学発ベンチャー表彰2025の最終ノミネート資料で、同専攻が支援大学として記載。認定ベンチャー等の別制度上の認定は確認できず。 出典
共同研究
龍谷大学 衛星開発、衛星データ利活用を軸とする教育研究・人材育成・産学連携の包括連携協定を締結。 出典

出資者(公開情報で確認できた19社)

事業会社(CVCを含む) 3独立系VC 8銀行・金融機関系 7公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:26件
法人番号:1010001193527
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