ロボットアームで内視鏡を支え、腹腔鏡手術の助手作業を助ける

腹腔鏡手術で助手が担う内視鏡カメラの保持や組織の把持を支援する協働型手術ロボット「ANSUR」。

朝日サージカルロボティクス株式会社 千葉県 柏市 / 2015年設立
技術を使った製品・サービス 手術支援ロボット 腹腔鏡手術 ロボットアーム 内視鏡カメラ保持 手術器具センシング 医療機器
買収・子会社化 朝日インテック株式会社が2021年7月1日に全株式を取得して完全子会社化し、現在も公式サイトで事業・従業員情報を公開している。
実用化の段階
研究実証販売
2023年2月に医療機器承認を取得し、同年11月に臨床使用を開始、2024年4月には名古屋市立大学病院が導入し、公開価格表も確認できる。
1製品
2提携・顧客
4特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

腹腔鏡手術ではカメラ操作や臓器の把持に複数の助手が必要となり、医師の拘束時間や手術室の広さが課題になると国立がん研究センター東病院は説明しています。

どう動くか

執刀医のそばに置いたロボットアームが、内視鏡カメラや組織を把持する器具を保持します。執刀医は自分の術具で手術を進めながら、必要な場面でロボットを操作できます。最大3本のアームを使用可能です。

できるようになること

国立がん研究センター東病院は、手術支援ロボットによって手術の質を高め、より多くの患者に手術を届けることを目指しています。製品は助手やカメラ操作の役割を支援し、執刀医が患者のそばで手術を行う方式です。

技術の出自:国立がん研究センター東病院 NEXT医療機器開発センター(現・医療機器開発センター運営部、医療機器開発推進部門)発の開発。東京大学の工学系エンジニアも創業時の開発に参加。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 一般消化器外科(食道を除く)の腹腔鏡手術
  • 泌尿器科の腹腔鏡手術
  • 婦人科の腹腔鏡手術

優位性の主張

会社の主張
助手の役割に特化し、執刀医が患者のそばで手術をしながらロボットを操作できる協働型ロボットと説明。最大3本のアームでスコープ保持や組織把持を支援する。 出典
大学の発表
従来の腹腔鏡手術支援ロボットとは異なる新コンセプトのシステムとして、国立がん研究センター東病院と共同開発したと発表。 出典
第三者の評価
Forbes JAPAN HEALTHCARE CREATION AWARD 2023の受賞理由として、手術部位や機器の移動のしやすさによる差別化が評価された。 出典

製品・サービス

販売中
ANSURサージカルユニット

腹腔鏡手術で執刀医の助手役を担い、ロボットアームでカメラ保持や組織把持を支援する手術用ロボット手術補助ユニット。 出典

腹腔鏡手術を行う病院・医療機関。一般消化器外科(食道を除く)、泌尿器科、婦人科。

これまでの歩み 新しい順

2024-04
顧客
名古屋市立大学病院:2024年4月、全国2施設目としてANSURサージカルユニットを導入。 出典
2023-12
受賞
Forbes JAPAN「Forbes JAPAN HEALTHCARE CREATION AWARD 2023 グランプリ」 出典
2023-11
共同開発
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院:ANSURサージカルユニットを共同開発。東病院で臨床使用を開始。 出典
2023-02
規制・認証
ANSURサージカルユニット 医療機器製造販売承認(承認番号30500BZX00025000)。一般消化器外科(食道を除く)、泌尿器科、婦人科領域の内視鏡手術で使用。(承認取得済み。2023年2月1日承認。) 出典
2019-04
資金調達
5.5億円。朝日インテック株式会社、DBJキャピタル株式会社
2019-04
助成
医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業) 出典
2019-04
助成
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「医工連携事業化推進事業「術中の臓器損傷のリスクを低減させる手術支援ロボットの製品化」」 出典
2017-02
資金調達
3.5億円。MedVenture Partners株式会社
2015-10
資金調達
Series A。6,990万円。MedVenture Partners株式会社 出典

提携先・顧客

共同開発
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 ANSURサージカルユニットを共同開発。東病院で臨床使用を開始。 出典
顧客
名古屋市立大学病院 2024年4月、全国2施設目としてANSURサージカルユニットを導入。 出典

特許

4 件 出典
Google PatentsとJ-GLOBALを社名・旧社名で検索し、手術支援・ロボット制御関連の公報・登録を確認できた最低4件。特許ファミリーの重複を含む可能性があり、総件数ではない。
主な分野手術支援装置と制御方法、ロボットアーム制御、医療器具の動作計測、マニピュレータ補助装置
海外出願True
WO2018003140A1/JP6893036B2「手術支援装置、その制御方法、プログラム並びに手術支援システム」 A-Traction Inc.(現・朝日サージカルロボティクス株式会社) / 日本で登録。Google Patents上のWO公報ファミリーを確認。 出典
JP7022400B2「手術支援装置、その制御方法、プログラム並びに手術支援システム」 朝日サージカルロボティクス株式会社 / 登録 出典
US11653980B2「Surgery supporting apparatus capable of measuring the movement of a medical instrument, control method of the same, and surgery supporting system」 A-Traction Inc. / 登録 出典
特許第7832341号「マニピュレータ補助装置、及び、マニピュレータシステム」 朝日サージカルロボティクス株式会社 / 登録 出典

会社の規模

従業員38名(2026-06-30時点) 出典
資本金1,000万円 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトasahi-surgrob.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2018-12-31—-5,067万円—2.2億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の施設
東京大学 会社の所在地は東大柏ベンチャープラザ208号室。同施設の紹介情報にも同社の事業概要が掲載されている。施設は中小機構のインキュベーション施設であり、大学による出資・ライセンス・共同研究は別途確認できなかった。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

事業会社(CVCを含む) 1独立系VC 1銀行・金融機関系 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-04
このページの出典:14件
法人番号:1010001169733
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