木質繊維と再生プラスチックを混ぜ、軽い敷板に成形する

木質繊維や使用済みプラスチックを樹脂と複合化し、敷板やパレットなどに成形する材料・製造技術。

株式会社ウッドプラスチックテクノロジー 東京大学発 / 2008年設立
研究発の技術 ウッドプラスチック 木質バイオマス複合材 再生プラスチック 混合溶融 プレス成形 PPバンド水平リサイクル
実用化の段階
研究実証販売
Wボードは2014年発売で、会社発表によると累計販売20万枚を超え、販売店を通じたレンタル提供も行われています。
4製品
3提携・顧客
0特許
2出資者

しくみ

解こうとしている課題

木質バイオマスや使用済みプラスチックを活用し、従来の材料の弱点を補う複合素材と製品を製造すること。

どう動くか

木質バイオマスや異種プラスチックを混合溶融機で攪拌し、摩擦熱で樹脂を溶かして一体化した材料を作ります。これを大型プレスで成形し、敷板などに加工します。木材とプラスチック双方の性質を生かす複合素材として、東京大学の研究成果を会社が実用化したと説明しています。

できるようになること

敷鉄板より軽い敷板により運搬・設置の負担や騒音を抑え、工事現場などの養生をしやすくします。再生プラスチックや木質資源を製品に使うことで、資源の有効活用にもつながると会社は説明しています。

技術の出自:東京大学大学院農学生命科学研究科の木質材料・ウッドプラスチック製造技術。大学の研究成果を事業化するため2008年に設立。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 建設・土木現場の地面養生、仮設道路、仮設ヤード、仮設駐車場
  • イベント会場や施設での地面養生
  • 農業現場の地面養生
  • 物流用パレット
  • 使用済みPPバンドの水平リサイクル

優位性の主張

会社の主張
Wボードは敷鉄板より軽量で、Wボード48は39kg。会社は運搬・施工が容易で、作業人数や設営時間を抑えられると説明しています。 出典
会社の主張
一般的なPE製樹脂敷板と比べ、圧縮強度が40%高いと会社は説明しています。 出典
会社の主張
Wボードは2014年発売後に累計販売20万枚を突破。これは会社発表の販売実績です。 出典

製品・サービス

販売中
Wボード

木質バイオマスとプラスチックの複合材を用いた工事現場等の養生用敷板。販売・レンタルで提供。 出典

建設・土木事業者、イベント運営者、仮設施設の運営者など
販売中
diban(ディバン)

木質繊維で強化したポリエチレン複合材を使う、農業分野向けの軽量敷板。 出典

農業従事者、農業関連事業者
販売中
Wターフ

イベント会場などで使う軽量の樹脂製養生敷板。滑り止め面と複数の色を用意。 出典

イベント運営者、施設管理者など
販売中
再生PPバンド グリーンライトバンド

使用済みPPバンドを回収・選別・粉砕してペレット化し、再びPPバンドにする水平リサイクル製品。 出典

包装・物流事業者、PPバンドの排出事業者など

これまでの歩み 新しい順

2026-02
受賞
Systematic Innovation Management Award「第1回 Systematic Innovation Management Award(SIMA)グッドイノベーション創造賞」 出典
2025-09
融資
とりぎんサステナビリティ・チャレンジ・ローン(2025-08-20実行)。2億円。株式会社鳥取銀行 出典
2022-12
助成
中小企業庁「第7回事業再構築補助金「再生PPバンド製造事業への新分野展開」」
2022-03
助成
中小企業庁「第4回事業再構築補助金「再生PPバンド用ペレットの製造事業」」 出典
2021-09
資金調達
第三者割当増資(グループ化)。金額は非公表 出典
2021-09
資本提携
グリーンプラ株式会社:2021年にグループとして経営する体制となり、プラスチック資源循環に取り組む。 出典
2020-03
受賞
鳥取県「鳥取県環境立県推進功労者知事表彰」 出典
2017-08
海外顧客
イラク:UN-HABITATのイラクプロジェクト向けに、敷板Wボード770枚を初輸出・納品したと発表。 出典
残りの4件を表示
2016-07
資金調達
地方創生新潟1号ファンド投資。4,000万円。新潟ベンチャーキャピタル株式会社 出典
2015-05
規制・認証
WボードのNETIS登録(国土交通省の新技術情報提供システムに登録。会社はNETIS-VE登録と記載。) 出典
2015-02
共同開発
日本パレットプール株式会社:伊藤園の茶殻を再利用したパレットを共同開発し、レンタルパレットとして導入。 出典
2008-03
資金調達
金額は非公表。株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ 出典

提携先・顧客

共同開発
日本パレットプール株式会社 伊藤園の茶殻を再利用したパレットを共同開発し、レンタルパレットとして導入。 出典
共同開発
株式会社伊藤園 茶殻リサイクルパレットの開発に参加。茶殻を活用した製品化の取り組みを公表。 出典
資本提携
グリーンプラ株式会社 2021年にグループとして経営する体制となり、プラスチック資源循環に取り組む。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員36名(2025時点)
資本金8,550万円 出典
大学との関係関連ベンチャー
公式サイトwpt.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-12-31—1.28億円—15.69億円 出典
2024-12-31—1.99億円1,476万円12.07億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
東京大学 東京大学農学生命科学研究科の研究成果であるウッドプラスチック製造技術を実用化し、同社は大学発ベンチャーとして設立されたと説明している。 出典

出資者(公開情報で確認できた2社)

新潟ベンチャーキャピタル株式会社株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ
独立系VC 1大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:18件
法人番号:1010001119515
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